いとこ(近親相姦)

"幼い頃の約束、大人になって再会したいとこ弟との激しい情事"


あの夏の日の、ひりつくような陽炎の中で交わした約束を、私は今でも鮮明に覚えている。まだ幼かった私たちは、縁側でスイカを食べながら、大人になったら必ず一緒にいようと、指切りをして笑い合った。あの時の彼の指は、驚くほど小さくて、柔らかかった。けれど、数年という歳月を経て再会した彼は、私の記憶の中にいた少年とは似ても似つかない、圧倒的な質量を持った「男」へと変貌を遂げていた。

久しぶりに会った従弟の姿を目の当たりにした瞬間、私の心臓は不自然なほどに跳ね上がった。広くなった肩幅、引き締まった胸板、そして何より、射抜くような力強い眼差し。彼が部屋に入ってきただけで、空気が一変し、重く、熱い圧力となって私の肌を撫でる。再会の挨拶を交わす言葉さえ、喉の奥で熱く溶けてしまいそうだった。私たちは、互いの瞳の中に、かつての幼い面影ではなく、抗いようのない性的な衝動が渦巻いているのを見逃さなかった。

静まり返った部屋の中で、沈黙だけが濃密に堆積していく。どちらからともなく、吸い寄せられるように距離が縮まった。彼の手が私の頬に触れたとき、その熱さに、私は自分がもう戻れない場所へと足を踏み入れたことを悟った。禁忌。血のつながり。そんな理屈は、彼の逞しい身体が放つ雄としての生命力の前では、あまりにも無力で、空虚なものだった。

私たちは、言葉を交わす代わりに、肌の熱を確かめ合った。彼の手が私の衣服を剥ぎ取っていくたび、羞恥心よりも先に、剥き出しにされた肌が求める快楽への渇望が勝っていく。そして、ついに目の前に現れた彼の象徴は、私が想像していたよりも遥かに猛々しく、生命の奔流を秘めて脈動していた。

私は、跪いた。かつての幼い約束を果たすかのように、あるいは、この抗えない運命に身を捧げるかのように。彼の熱を帯びた塊を、私の唇が迎え入れる。指先で触れたその質感は、硬く、そして驚くほどに熱い。

「……っ」

彼が低く唸るような声を漏らした。私は、その声に導かれるように、口を大きく開け、彼を迎え入れた。

じゅぽ、じゅぽ……。

口腔を満たす、圧倒的な存在感。舌先でその亀頭の輪郭をなぞり、粘膜の熱を確かめる。ちゅぱちゅぱ、と、湿った音が静かな部屋に響き渡る。私の口内は、瞬く間に彼の熱に支配されていく。舌を絡め、窄まりを弄ぶたびに、彼が腰を揺らし、私の頭を強く引き寄せる。その力強さに、私は自分がただの器となり、彼の欲望をすべて受け止めるための存在になったかのような錯覚に陥った。

ペロペロ、と先端を舐め上げ、今度は喉の奥深くへと、彼の猛々しさを突き立てる。ごくん、と唾液を飲み込む音が、彼をさらに昂ぶらせていくのがわかった。私の口内は、彼の放つ雄の匂いと、溢れ出した唾液で、もはや感覚が麻痺するほどの熱狂に包まれていた。

じゅぽじゅぽ、ちゅぱちゅぱ……。

音は次第に激しさを増し、私の呼吸も乱れていく。視界は、彼の身体から放たれる熱気で白濁し、ただ、口の中に感じる、あの硬く、熱く、脈打つものだけが、世界のすべてになった。感覚が遮断され、ただ、この一箇所にすべての神経が集中していく。彼が、私を、壊そうとしている。その破壊的なまでの快楽への没入が、私をさらなる深淵へと引きずり込んでいく。

彼の呼吸が、荒々しく、断続的なものへと変わった。筋肉が硬直し、彼が限界に近いことを告げている。私は、彼を逃がさないように、より深く、より強く、その熱を吸い尽くそうと、必死に口を動かした。

「あ……っ、あ……!」

彼の喉から漏れる、獣のような喘ぎ。その瞬間、私の口内へと、凄まじい圧力とともに、熱い奔流が解き放たれた。

どぴゅっ、どぴゅどぴゅっ……!

びゅるる、と、私の喉の奥を、彼の生命の結晶が叩く。熱い、あまりにも熱い液体が、口内を、喉を、激しく蹂躙していく。私は、その衝撃に抗うことなく、ただ、その熱を受け止めることに全神経を注いだ。

どくどく、と、彼の脈動に合わせて、精液が溢れ出す。私は、その一滴たりとも逃したくないという衝動に駆られ、喉を鳴らして、それを必死に飲み込んでいった。ごくん、ごくん、と、喉を鳴らすたびに、彼の命が私の一部になっていくような、倒錯した充足感が全身を駆け巡る。

出し切った後も、私は口を離さなかった。残った一滴までを、舌を使って丁寧に、執拗に、彼のそこから掻き出し、口内に集めていく。そして、最後の一滴が喉を通り過ぎるまで、私は彼を離さず、その熱を味わい尽くした。

ふう、と、彼が重い吐息をつく。口の中に残った感覚は、重厚で、そしてどこか、塩気を帯びた、生命そのものの味だった。彼が口から離れたとき、私の唇には、彼の熱の残滓が、銀色の糸となって、どこまでも長く、艶かしく伸びていた。

「……すごい……」

私は、自分でも驚くほど掠れた声で、彼に伝えた。それは、単なる感想ではなく、私の魂が、彼の存在に完全に屈服したという、告白でもあった。

彼は、何も言わず、ただ、満足げな、それでいてどこか悲しげな瞳で、私を見つめていた。かつての約束は、このような形で果たされた。純粋だったはずの思い出は、今や、この熱い液体と、混じり合った唾液の味の中に、永遠に刻み込まれたのだ。

私たちは、静寂の中で、互いの体温を感じながら、ただ、重なり合っていた。窓の外では、夜の帳が下り、遠くで虫の声が聞こえる。けれど、この部屋の中に流れる、狂おしいほどに濃密で、禁忌に満ちた空気だけは、決して消えることはないだろう。私は、彼の腕の中で、まだ熱を帯びた喉の奥の感覚を反芻しながら、この、壊れてしまった幸福の中に、いつまでも沈んでいたいと願っていた。
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