王様ゲーム

大学の飲み会、酔った勢いで始まった王様ゲームの過激な命令


 安っぽいレンタルルームの空気は、アルコールの匂いと、若者特有の昂揚した熱気で濁っていた。サークルの飲み会は、予定していた時間をとうに過ぎ、もはや誰が何を飲んでいるのかも判然としない混沌とした状態に陥っている。照明は少し落とされ、テーブルの上には空になったビール瓶や缶が乱雑に転がっていた。

 「じゃあ、王様ゲームやろうぜ!」

 誰かが叫んだその声に、その場の空気が一変した。それは、日常の境界線を踏み越えようとする、無意識の合図だった。最初は、軽い罰ゲームのような、あるいは単なる遊びのような雰囲気だった。誰かが誰かの肩を揉む、誰かが誰かにキスをする。そんな、ギリギリのラインを攻めるような命令が、笑い声と共に消費されていく。しかし、酒が進み、理性の箍が外れていくにつれ、そのゲームは確実に、そして暴力的なまでの色気を帯び始めていた。

 僕もまた、その渦の中にいた。グラスに残った安酒を喉に流し込み、熱くなった身体を椅子に預ける。視界は少しだけ揺れ、思考はどこか遠のいている。けれど、そのぼやけた感覚の中で、周囲の視線や、肌を撫でる空気の感触だけが、異常なほどに鋭敏になっていた。

 「次、いくぞ……!」

 王様役の男が、震える手で棒を掲げた。その表情には、遊び半分では済ませられない、もっと暗く、もっと熱い欲望が滲んでいる。周囲のメンバーも、どこか息を呑み、固唾を呑んでその行方を見守っていた。沈黙が部屋を支配する。時計の針が進む音さえ聞こえそうなほど、張り詰めた空気が肌を刺す。

 「王様の命令は……」

 男の声が、低く、響いた。

 「AとBは、その場で、最後まで、お互いの欲望をぶつけ合え。ただし、命令はこれだ。Bは、Aのモノを、口の中で全て出し切るまで、一滴も漏らさずに、全力でフェラチオをすること。そして、Aは、Bが全てを飲み干すまで、絶対に動いてはいけない」

 一瞬、静寂が訪れた。そして、爆発的な歓声と、どこか戸惑いを含んだ嬌声が混ざり合って響き渡った。指し示されたのは、僕と、隣に座っていた亜希だった。

 亜希は、頬を赤く染め、潤んだ瞳で僕を見つめた。彼女の瞳には、拒絶の色はなかった。むしろ、抗いようのない運命を受け入れたような、諦念と、それ以上に深い、抑えきれない期待の色が混じっていた。僕は、心臓の鼓動が耳元でうるさく鳴り響くのを感じた。逃げ出すことはできない。この熱狂の中で、僕たちはただ、命令に従うための道具へと変貌していく。

 僕は、重い身体を引きずるようにして、部屋の中央に用意されたソファに深く腰掛けた。周囲の視線が、まるで物理的な重みを持って僕の肌にのしかかる。彼らの視線は、期待、好奇心、そして隠しきれない性的な興奮に満ちていた。

 亜希が、膝をついて僕の前に跪いた。彼女の長い髪が、僕の膝に触れる。彼女の吐息が、僕の太ももに熱く吹きかかった。彼女の指先が、震えながら僕のズボンのベルトに触れる。金属の擦れる音が、静まり返った部屋の中で妙に大きく響いた。

 布地が剥がされ、僕の熱を帯びた塊が、彼女の視界に晒される。彼女の瞳が、僕のモノを捉えた瞬間、その瞳の奥に、暗い情熱が灯ったのを僕は見逃さなかった。彼女は、ゆっくりと、しかし確かな意志を持って、唇を寄せた。

 「……っ」

 熱い。
 唇が触れた瞬間、そこから脳へと突き抜けるような衝撃が走った。彼女の口内は、驚くほど温かく、そして柔らかい。彼女は、まるで宝物を扱うかのように、慎重に、それでいて貪欲に、僕の先端を唇で包み込んだ。

 じゅぽ、じゅぽ、と、湿った音が静かな部屋に響き渡る。
 彼女の舌が、敏感な部分を這い回り、チロチロと、執拗に刺激を与える。その感覚は、脳の奥底を直接かき回されるような、暴力的なまでの快楽だった。僕は、ソファの背もたれに頭を預け、天井を見上げた。周囲の視線が、僕の顔を、そして彼女の口元を、執拗に追いかけているのがわかる。その視線が、さらに僕の感覚を研ぎ澄ませ、羞恥心を快楽へと変換していく。

 彼女の動きは、次第に激しさを増していった。ちゅぱちゅぱ、という、粘膜が擦れ合う艶めかしい音が、部屋の空気を支配する。彼女は、僕のモノを深く、喉の奥まで迎え入れる。喉が鳴る音、唾液が溢れる音、それら全てが、僕の耳には、世界で最も官能的な音楽として響いた。

 彼女の瞳が、時折、僕を見上げる。その瞳は、快楽に溺れ、どこか虚ろでありながら、僕を支配しようとするような強烈な意志を宿していた。僕は、彼女の頭を掴み、その動きを促す。彼女の口内は、まるで吸い付くような圧力を持って、僕を捉えて離さない。

 じゅぽじゅぽ、と、吸い上げるような音。
 ペロペロと、這い回る舌の感触。
 彼女の熱い口腔が、僕の全てを飲み込もうとしている。その感覚に、僕は抗う術を持たなかった。身体の芯から、熱い何かがせり上がってくる。それは、逃れようのない、原始的な衝動だった。

 「あ、……ぁ……」

 僕の口から、掠れた声が漏れた。周囲のメンバーが、息を呑むのがわかった。彼らは、今まさに、一つの儀式が完成しようとしている瞬間を目撃しているのだ。

 快楽は、臨界点へと向かって加速していく。彼女の舌が、亀頭の裏側を激しく突き上げ、吸い付くような圧力が、僕の神経を極限まで追い詰める。視界が白く明滅し、思考が完全に消失した。ただ、彼女の口内の熱さと、その圧倒的な吸引力だけが、僕の世界の全てとなった。

 「……っ、くる……!」

 僕は、叫びそうになるのを必死に堪えた。
 ドクン、ドクンと、脈打つ感覚が、極限まで高まった。

 その瞬間、僕は、抑えきれない衝動と共に、彼女の口内へと全てを解き放った。

 どぴゅ、どぴゅどぴゅ、と、熱い奔流が、彼女の喉の奥へと叩きつけられる。
 ドクドクと、身体の奥底から絞り出されるような、激しい射精。
 彼女は、その衝撃に抗うことなく、むしろそれを迎え入れるように、さらに深く、喉を押し広げて僕を受け入れた。

 口内発射。
 熱い精液が、彼女の口の中で激しく踊り、喉の奥へと流れていく。
 僕は、彼女の頭…

… 続きがあります

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