喧騒が、壁を隔てて低く唸るように響いている。居酒屋の個室は、狭くて、少しだけ煙たい。焼き鳥の香ばしい匂いと、安っぽい焼酎のアルコール臭が混じり合い、照明の薄暗いオレンジ色が、座る者たちの顔を艶めかしく照らしていた。
僕たちは、いつもの飲み会を少しだけ特別なものにするために、そのゲームを始めたのだ。王様ゲーム。手元の割り箸に書かれた番号。誰が王様になり、誰にどのような命令を下すのか。その不確実性が、グループの中に潜んでいた微かな緊張感を、一気に煽り立てる。
「じゃあ、王様の命令、発表しまーす!」
リーダー格の男が、少し酔った足取りで割り箸を掲げた。その声は、個室の狭い空間に響き渡り、僕の鼓動を早める。周囲の男女は、期待と、どこか後ろめたさを孕んだ笑い声を上げている。
「命令は……二番と五番! 二番は、五番に全力の奉仕をしてもらうこと!」
一瞬、空気が凍りついた。そして、直後に爆発的な歓声と、からかうような野次が飛ぶ。
二番は、僕だ。
そして五番は、隣に座っていた、清楚な雰囲気を纏ったはずの彼女だった。
彼女の瞳が、一瞬だけ僕と重なった。それは、拒絶ではなく、抗えない運命を受け入れたような、どこか諦念の混じった熱い視線だった。周囲の視線が、僕たちの間に突き刺さる。個室という密室でありながら、まるで舞台の上に立たされているような、剥き出しの感覚。
彼女は、静かに立ち上がった。そして、僕の膝の間に、ゆっくりと膝をついた。
テーブルの下、暗がりのなかで、彼女の指先が僕のズボンのベルトに触れる。その指の熱が、布越しに伝わってきて、僕の理性をじわじわと削っていく。
ジッパーが下りる小さな音が、僕の耳には雷鳴のように大きく聞こえた。解放された僕の熱を帯びた塊が、彼女の目の前に晒される。彼女は、躊躇うことなく、その先端を舌でなぞった。
「っ……」
思わず声が漏れる。彼女の舌は、驚くほど器用で、熱かった。チロチロと先端を弄り、ペロペロと全体を包み込むように舐め上げる。周囲の笑い声は、いつの間にか、僕たちの呼吸音と、粘膜が擦れ合う湿った音に塗り替えられていった。
彼女の口内は、驚くほど温かく、そして滑らかだった。じゅぽじゅぽ、と、彼女の喉の奥まで僕を迎え入れるような、深い吸引が始まる。ちゅぱちゅぱという、淫らな音が個室の隅々にまで充満していく。彼女の瞳は、僕を見上げながら、恍惚とした表情を浮かべていた。その瞳の奥には、羞恥を捨て去った、純粋な奉仕への没入があった。
感覚が、研ぎ澄まされていく。居酒屋の外で流れる話し声や、食器が触れ合う音は、遠い世界の出来事のように感じられる。今、僕の意識を支配しているのは、口腔の熱、舌の動き、そして、喉の奥に感じる、逃げ場のない快楽だけだ。
彼女の奉仕は、次第に激しさを増していく。おしゃぶりをするように、強く、深く。僕の頭の中は、真っ白な閃光に包まれそうになる。彼女の髪が僕の腿に触れ、その柔らかさが、さらなる刺激を呼び起こす。
限界が、近づいていた。
下腹部が熱く、硬く、脈打つ。放出を待ち望む、重たい衝動。
僕は彼女の頭を、無意識のうちに、自分の方へと引き寄せていた。
「……あ、……っ」
彼女の喉が、大きく波打つ。
その瞬間、すべてが弾けた。
どぴゅどぴゅ、と、熱い塊が彼女の口内へと叩き込まれる。ドクドクと、命の奔流が、彼女の喉を突き上げる。口内発射。彼女は、その衝撃をすべて受け止めるように、目を細め、必死に、そして丁寧に、僕の精液を吸い上げていく。
びゅるる、と、最後の一滴までが彼女の口へと流れ込む。
彼女は、口の端からこぼれ落ちそうになるのを、必死に、まるで宝物を守るかのように、喉を動かして飲み込んでいった。
ごっくん。
喉が鳴る音が、静寂の中に響いた。
彼女は、口の周りに残ったわずかな液体さえも、指で拭い、それを自身の唇に塗りつけるようにして、最後まで飲み干した。
僕は、荒い呼吸を整えながら、彼女の顔を見た。彼女の頬は紅潮し、瞳は潤んでいる。
彼女は、少しだけ潤んだ声で、僕に囁いた。
「……すごく、濃厚で、熱かった……。少し、塩気のある、独特な味がしたよ……」
彼女の言葉が、僕の耳に心地よく響く。
周囲の仲間たちは、拍手したり、ニヤニヤと笑ったりしているが、僕たちの間には、言葉にできない、濃密な時間が流れていた。
ゲームはまだ続いている。けれど、僕たちの間には、もう、隠しきれない秘密が刻まれていた。個室の空気は、先ほどよりもずっと重く、そして、熱を帯びていた。
僕たちは、いつもの飲み会を少しだけ特別なものにするために、そのゲームを始めたのだ。王様ゲーム。手元の割り箸に書かれた番号。誰が王様になり、誰にどのような命令を下すのか。その不確実性が、グループの中に潜んでいた微かな緊張感を、一気に煽り立てる。
「じゃあ、王様の命令、発表しまーす!」
リーダー格の男が、少し酔った足取りで割り箸を掲げた。その声は、個室の狭い空間に響き渡り、僕の鼓動を早める。周囲の男女は、期待と、どこか後ろめたさを孕んだ笑い声を上げている。
「命令は……二番と五番! 二番は、五番に全力の奉仕をしてもらうこと!」
一瞬、空気が凍りついた。そして、直後に爆発的な歓声と、からかうような野次が飛ぶ。
二番は、僕だ。
そして五番は、隣に座っていた、清楚な雰囲気を纏ったはずの彼女だった。
彼女の瞳が、一瞬だけ僕と重なった。それは、拒絶ではなく、抗えない運命を受け入れたような、どこか諦念の混じった熱い視線だった。周囲の視線が、僕たちの間に突き刺さる。個室という密室でありながら、まるで舞台の上に立たされているような、剥き出しの感覚。
彼女は、静かに立ち上がった。そして、僕の膝の間に、ゆっくりと膝をついた。
テーブルの下、暗がりのなかで、彼女の指先が僕のズボンのベルトに触れる。その指の熱が、布越しに伝わってきて、僕の理性をじわじわと削っていく。
ジッパーが下りる小さな音が、僕の耳には雷鳴のように大きく聞こえた。解放された僕の熱を帯びた塊が、彼女の目の前に晒される。彼女は、躊躇うことなく、その先端を舌でなぞった。
「っ……」
思わず声が漏れる。彼女の舌は、驚くほど器用で、熱かった。チロチロと先端を弄り、ペロペロと全体を包み込むように舐め上げる。周囲の笑い声は、いつの間にか、僕たちの呼吸音と、粘膜が擦れ合う湿った音に塗り替えられていった。
彼女の口内は、驚くほど温かく、そして滑らかだった。じゅぽじゅぽ、と、彼女の喉の奥まで僕を迎え入れるような、深い吸引が始まる。ちゅぱちゅぱという、淫らな音が個室の隅々にまで充満していく。彼女の瞳は、僕を見上げながら、恍惚とした表情を浮かべていた。その瞳の奥には、羞恥を捨て去った、純粋な奉仕への没入があった。
感覚が、研ぎ澄まされていく。居酒屋の外で流れる話し声や、食器が触れ合う音は、遠い世界の出来事のように感じられる。今、僕の意識を支配しているのは、口腔の熱、舌の動き、そして、喉の奥に感じる、逃げ場のない快楽だけだ。
彼女の奉仕は、次第に激しさを増していく。おしゃぶりをするように、強く、深く。僕の頭の中は、真っ白な閃光に包まれそうになる。彼女の髪が僕の腿に触れ、その柔らかさが、さらなる刺激を呼び起こす。
限界が、近づいていた。
下腹部が熱く、硬く、脈打つ。放出を待ち望む、重たい衝動。
僕は彼女の頭を、無意識のうちに、自分の方へと引き寄せていた。
「……あ、……っ」
彼女の喉が、大きく波打つ。
その瞬間、すべてが弾けた。
どぴゅどぴゅ、と、熱い塊が彼女の口内へと叩き込まれる。ドクドクと、命の奔流が、彼女の喉を突き上げる。口内発射。彼女は、その衝撃をすべて受け止めるように、目を細め、必死に、そして丁寧に、僕の精液を吸い上げていく。
びゅるる、と、最後の一滴までが彼女の口へと流れ込む。
彼女は、口の端からこぼれ落ちそうになるのを、必死に、まるで宝物を守るかのように、喉を動かして飲み込んでいった。
ごっくん。
喉が鳴る音が、静寂の中に響いた。
彼女は、口の周りに残ったわずかな液体さえも、指で拭い、それを自身の唇に塗りつけるようにして、最後まで飲み干した。
僕は、荒い呼吸を整えながら、彼女の顔を見た。彼女の頬は紅潮し、瞳は潤んでいる。
彼女は、少しだけ潤んだ声で、僕に囁いた。
「……すごく、濃厚で、熱かった……。少し、塩気のある、独特な味がしたよ……」
彼女の言葉が、僕の耳に心地よく響く。
周囲の仲間たちは、拍手したり、ニヤニヤと笑ったりしているが、僕たちの間には、言葉にできない、濃密な時間が流れていた。
ゲームはまだ続いている。けれど、僕たちの間には、もう、隠しきれない秘密が刻まれていた。個室の空気は、先ほどよりもずっと重く、そして、熱を帯びていた。
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