湿り気を帯びた夜の空気が、バーの裏口にある狭い路地に澱んでいた。ゴミ箱の腐敗臭と、どこからか漂う排気ガスの匂い。逃げ場のないその閉鎖的な空間で、私は背後の冷たいコンクリート壁に押し付けられていた。さっきまで店内で楽しんでいたはずの喧騒は、厚い扉一枚を隔てた向こう側の出来事のように遠く感じられる。
目の前に立つ男の影が、街灯のわずかな光を遮り、私を暗闇へと突き落とす。逃げようと足を踏み出そうとした瞬間、力強い腕が私の肩を掴み、逃走を許さない。抵抗しようと声を上げようとしたが、その声は男の大きな掌によって、無慈悲に塞がれた。
「黙ってろ」
低く、有無を言わせぬ声。彼の指が私の顎を強く掴み、無理やり左右に割り広げる。痛みすら伴うその強引な力に、私の意志は完全に剥奪された。口は無理やり開かされ、呼吸さえままならない状態で、暗闇の中に晒される。恐怖で心臓の鼓動が耳の奥で激しく打ち鳴らされ、視界がちかちかと明滅する。
次に感じたのは、圧倒的な熱量だった。男のズボンのジッパーが下ろされる、硬い金属音が静寂の中で不気味に響く。そして、逃げ場のない私の口内へと、太く、熱い塊が強引に侵入してきた。
「ん、んんっ……!」
喉の奥を突き上げるような衝撃に、私は思わずえずきそうになる。しかし、男は容赦なく、私の口を自身の肉棒で埋め尽くしていく。唇の端から溢れそうになる唾液が、路地の地面へと滴り落ちる。じゅぽ、じゅぽ、という、粘膜が擦れ合う湿った音が、静かな路地に響き渡る。
逃げたい。このまま消えてしまいたい。そう願う心とは裏腹に、口内を支配する圧倒的な異物感と、喉を抉るような刺激が、私の感覚を狂わせていく。男は私の髪を掴んで固定し、逃げられないようにしながら、腰を激しく動かし始めた。
ちゅぱ、ちゅぱちゅぱ、と、激しく、そして執拗な音が繰り返される。私の舌は、彼の肉棒の筋をなぞるように、あるいは押し潰されるように、翻弄される。逃げようと首を振るたびに、男の動きはさらに強まり、私の口腔は限界まで引き伸ばされていく。呼吸が浅くなり、酸素が足りなくなる感覚。それでも、彼は止まらない。
じゅぽじゅぽ、と、粘り気のある音が、私の口の中で増していく。男の熱い吐息が鼻先を掠め、恐怖と、それとは相反する生理的な昂ぶりが、私の脳を掻き乱す。抵抗しようと動かした手は、いつの間にか彼の逞しい太ももを掴んでいた。拒絶したいのに、身体がその強引な支配に、抗えない快楽を、あるいは絶望的な没入を求めてしまっている。
やがて、男の動きが一段と激しく、荒々しくなった。腰の動きが、まるで私の口を破壊せんばかりの勢いを見せる。喉の奥まで突き入れられる衝撃に、涙が溢れ、視界が滲む。
「あ、ん……っ、はぁ……っ!」
声にならない悲鳴が、口の中に閉じ込められる。そして、その瞬間が訪れた。
男の身体が硬直したかと思うと、喉の奥に、熱く、重たい塊が何度も、力強く叩きつけられた。
どぴゅ、どぴゅどぴゅ……!
「んぐっ、んんーっ!」
口内を、熱い液体が勢いよく満たしていく。それは、私の喉を突き抜け、胃のあたりまで押し流してくるような、圧倒的な質量を持った放出だった。どくどくと、脈打つような感覚とともに、白濁した液体が私の口腔の隅々まで、溢れんばかりに注ぎ込まれる。
逃げたい。でも、飲み込まなければならない。
男は私の頭を強く押さえ込み、一滴もこぼさせまいとする。私は、溢れ出しそうになるその熱い液体を、必死に喉の奥へと送り込んだ。
ごっくん、ごっくん。
喉を鳴らすたびに、重たい液体が胃へと落ちていく感覚が、生々しく伝わってくる。口の中に残る、あの独特の、重厚で、どこか生臭い、熱い感覚。私は、彼が全てを出し切るまで、その強制的な奉仕を続けさせられた。
最後の一滴が、私の口内から、あるいは喉の奥から、絞り出されるようにして消えていく。男は満足げに、私の髪を放した。
口の端から、わずかにこぼれ落ちた白濁した雫が、顎を伝って落ちる。私は、その場に崩れ落ちそうになるのを、必死に堪えた。口の中には、まだあの熱い感覚と、重たい感触が、支配的な余韻として残っている。
飲み込んだものは、私の体内で、消えない恐怖として、そして、言葉にできないほどの、重苦しい感覚として、いつまでも居座り続けるだろう。暗い路地、街灯の光さえ届かない場所で、私はただ、荒い呼吸を繰り返しながら、自分の内側に残った、あの熱い重みを、感じ続けていた。
目の前に立つ男の影が、街灯のわずかな光を遮り、私を暗闇へと突き落とす。逃げようと足を踏み出そうとした瞬間、力強い腕が私の肩を掴み、逃走を許さない。抵抗しようと声を上げようとしたが、その声は男の大きな掌によって、無慈悲に塞がれた。
「黙ってろ」
低く、有無を言わせぬ声。彼の指が私の顎を強く掴み、無理やり左右に割り広げる。痛みすら伴うその強引な力に、私の意志は完全に剥奪された。口は無理やり開かされ、呼吸さえままならない状態で、暗闇の中に晒される。恐怖で心臓の鼓動が耳の奥で激しく打ち鳴らされ、視界がちかちかと明滅する。
次に感じたのは、圧倒的な熱量だった。男のズボンのジッパーが下ろされる、硬い金属音が静寂の中で不気味に響く。そして、逃げ場のない私の口内へと、太く、熱い塊が強引に侵入してきた。
「ん、んんっ……!」
喉の奥を突き上げるような衝撃に、私は思わずえずきそうになる。しかし、男は容赦なく、私の口を自身の肉棒で埋め尽くしていく。唇の端から溢れそうになる唾液が、路地の地面へと滴り落ちる。じゅぽ、じゅぽ、という、粘膜が擦れ合う湿った音が、静かな路地に響き渡る。
逃げたい。このまま消えてしまいたい。そう願う心とは裏腹に、口内を支配する圧倒的な異物感と、喉を抉るような刺激が、私の感覚を狂わせていく。男は私の髪を掴んで固定し、逃げられないようにしながら、腰を激しく動かし始めた。
ちゅぱ、ちゅぱちゅぱ、と、激しく、そして執拗な音が繰り返される。私の舌は、彼の肉棒の筋をなぞるように、あるいは押し潰されるように、翻弄される。逃げようと首を振るたびに、男の動きはさらに強まり、私の口腔は限界まで引き伸ばされていく。呼吸が浅くなり、酸素が足りなくなる感覚。それでも、彼は止まらない。
じゅぽじゅぽ、と、粘り気のある音が、私の口の中で増していく。男の熱い吐息が鼻先を掠め、恐怖と、それとは相反する生理的な昂ぶりが、私の脳を掻き乱す。抵抗しようと動かした手は、いつの間にか彼の逞しい太ももを掴んでいた。拒絶したいのに、身体がその強引な支配に、抗えない快楽を、あるいは絶望的な没入を求めてしまっている。
やがて、男の動きが一段と激しく、荒々しくなった。腰の動きが、まるで私の口を破壊せんばかりの勢いを見せる。喉の奥まで突き入れられる衝撃に、涙が溢れ、視界が滲む。
「あ、ん……っ、はぁ……っ!」
声にならない悲鳴が、口の中に閉じ込められる。そして、その瞬間が訪れた。
男の身体が硬直したかと思うと、喉の奥に、熱く、重たい塊が何度も、力強く叩きつけられた。
どぴゅ、どぴゅどぴゅ……!
「んぐっ、んんーっ!」
口内を、熱い液体が勢いよく満たしていく。それは、私の喉を突き抜け、胃のあたりまで押し流してくるような、圧倒的な質量を持った放出だった。どくどくと、脈打つような感覚とともに、白濁した液体が私の口腔の隅々まで、溢れんばかりに注ぎ込まれる。
逃げたい。でも、飲み込まなければならない。
男は私の頭を強く押さえ込み、一滴もこぼさせまいとする。私は、溢れ出しそうになるその熱い液体を、必死に喉の奥へと送り込んだ。
ごっくん、ごっくん。
喉を鳴らすたびに、重たい液体が胃へと落ちていく感覚が、生々しく伝わってくる。口の中に残る、あの独特の、重厚で、どこか生臭い、熱い感覚。私は、彼が全てを出し切るまで、その強制的な奉仕を続けさせられた。
最後の一滴が、私の口内から、あるいは喉の奥から、絞り出されるようにして消えていく。男は満足げに、私の髪を放した。
口の端から、わずかにこぼれ落ちた白濁した雫が、顎を伝って落ちる。私は、その場に崩れ落ちそうになるのを、必死に堪えた。口の中には、まだあの熱い感覚と、重たい感触が、支配的な余韻として残っている。
飲み込んだものは、私の体内で、消えない恐怖として、そして、言葉にできないほどの、重苦しい感覚として、いつまでも居座り続けるだろう。暗い路地、街灯の光さえ届かない場所で、私はただ、荒い呼吸を繰り返しながら、自分の内側に残った、あの熱い重みを、感じ続けていた。
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