熱を帯びた湿った粘膜が、僕の先端を包み込んでいく。じゅぽ、と、湿った音が静まり返った寝室に響く。弱った姉の、熱っぽく、それでいてどこか虚ろな瞳が、至近距離で僕を見上げている。彼女の呼吸は浅く、熱に浮かされたような吐息が、僕の肌を撫でるたびに、背筋に震えるような感覚が走る。
ちゅぱ、ちゅぱ、と、彼女の小さな口が僕の硬さを飲み込み、吸い上げていく。その音は、静かな部屋の中で異常なほど大きく、生々しく響いていた。病床にある彼女の、白く細い指先が、僕の太腿を弱々しく、けれど縋るように掴んでいる。その指の熱さが、彼女の衰弱を物語っているようで、僕の胸には、彼女をこのまま壊してしまいたいという加害欲求と、この熱をすべて受け止めて守ってやりたいという、矛盾した庇護欲が、濁流のように混ざり合って押し寄せてくる。
彼女の口内は、驚くほど熱い。熱病のせいか、それとも僕を求めているからか。舌が、亀頭の周囲を執拗に、丁寧に、這い回る。ペロペロと、舌先で先端をなぞるたびに、脳の芯が痺れるような快楽が突き抜ける。じゅぽじゅぽ、と、彼女の喉の奥まで僕を迎え入れる際、喉仏が上下する動きが、唇越しに伝わってくる。その、吸い付くような圧力。彼女がどれほど無防備で、どれほど僕に身を委ねているか。その事実が、僕の理性を、一歩ずつ、確実に削り取っていく。
衣擦れの音が、微かな、けれど確かな存在感を持って、静寂を乱す。シーツが擦れる音、彼女の呼吸が乱れる音、そして、僕の肉体が彼女の口内で奏でる、淫らな音。それらすべてが、この密室を、外界から遮断された、二人だけの聖域へと変えていく。彼女の瞳は、熱に潤んでいて、焦点が定まっていないようにも見える。けれど、時折、僕と視線が重なる瞬間がある。その、言葉にならない、抗いようのない合図。それは、彼女が僕の欲望を、すべて受け入れるという、無言の同意だった。
「……熱い、よ……」
彼女が、掠れた声で、僕の熱を、喉の奥で呟いた。その声さえも、官能的な響きを帯びて、僕の耳を打つ。彼女が感じているのは、病の熱か、それとも、僕から与えられる、この背徳的な快楽なのか。
吸い上げられる感覚が、一段と強くなる。ちゅぱ、ちゅぱ、と、彼女の口が、僕の根元までを深く、深く、飲み込んでいく。喉の奥の、柔らかい肉が、僕を締め付ける。その、逃げ場のない、圧倒的な密着感。僕は、彼女の髪に指を潜り込ませ、その細い頭を、僕の熱に押し付けた。彼女の口内は、まるで、僕を飲み込もうとする、熱い泥濘のようだ。
もはや、思考は停止している。ただ、彼女の口内から伝わる、熱と、湿り気と、圧力だけが、僕の世界のすべてだった。彼女の舌が、裏筋を、亀頭の溝を、執拗に、そして愛おしむように、チロチロと舐め上げる。その、繊細な動きが、僕の限界を、急速に押し上げていく。
ドクンドクンと、脈打つ鼓動が、僕の全身を支配する。彼女の喉の奥が、さらに深く、僕を求めて動く。その瞬間、僕は、抑えきれない衝動と共に、彼女の口内へと、すべてを解き放った。
どぴゅ、どぴゅ、と、熱い奔流が、彼女の喉の奥へと、勢いよく叩きつけられる。口内発射の、あの、脳を真っ白にするような、爆発的な感覚。彼女の喉が、僕の射精に合わせて、大きく、痙攣するように動く。じゅぷ、と、溢れんばかりの精液が、彼女の口内に充満していく。
僕は、彼女がそれを一滴も逃さないように、その頭をしっかりと固定した。彼女は、喉を鳴らしながら、僕の精液を、懸命に、貪るように飲み込んでいく。ごっくん、と、喉が動くたびに、僕の熱い命の雫が、彼女の体へと受け継がれていく。
彼女は、口の端から溢れそうになるのを、必死に、けれど恍惚とした表情で、すべてを飲み干そうとしていた。じゅぽ、じゅぽ、と、最後の一滴までを吸い出そうとする、その、執念にも似た、献身的な動作。彼女の小さな口が、僕の器を、空っぽにするまで、止まることはなかった。
最後の一滴が、彼女の喉を通って消えるまで、僕は、その、重厚な、そして、どこか寂寥感の漂う、静寂の中にいた。彼女の口内から、僕のすべてが消え去った。残ったのは、ただ、彼女の荒い吐息と、静まり返った部屋の、重苦しいほどの、静寂だけだった。
彼女は、力なく、僕の腕の中に倒れ込んだ。その瞳には、まだ、熱の余韻と、抗えない快楽の残滓が、淀んでいる。僕は、彼女の、熱を帯びた、細い肩を、そっと抱き寄せた。この、背徳の果てに、僕たちが手に入れたのは、救いなのか、それとも、さらなる深淵への入り口なのか。それすらも、今の僕には、判然としなかった。
ちゅぱ、ちゅぱ、と、彼女の小さな口が僕の硬さを飲み込み、吸い上げていく。その音は、静かな部屋の中で異常なほど大きく、生々しく響いていた。病床にある彼女の、白く細い指先が、僕の太腿を弱々しく、けれど縋るように掴んでいる。その指の熱さが、彼女の衰弱を物語っているようで、僕の胸には、彼女をこのまま壊してしまいたいという加害欲求と、この熱をすべて受け止めて守ってやりたいという、矛盾した庇護欲が、濁流のように混ざり合って押し寄せてくる。
彼女の口内は、驚くほど熱い。熱病のせいか、それとも僕を求めているからか。舌が、亀頭の周囲を執拗に、丁寧に、這い回る。ペロペロと、舌先で先端をなぞるたびに、脳の芯が痺れるような快楽が突き抜ける。じゅぽじゅぽ、と、彼女の喉の奥まで僕を迎え入れる際、喉仏が上下する動きが、唇越しに伝わってくる。その、吸い付くような圧力。彼女がどれほど無防備で、どれほど僕に身を委ねているか。その事実が、僕の理性を、一歩ずつ、確実に削り取っていく。
衣擦れの音が、微かな、けれど確かな存在感を持って、静寂を乱す。シーツが擦れる音、彼女の呼吸が乱れる音、そして、僕の肉体が彼女の口内で奏でる、淫らな音。それらすべてが、この密室を、外界から遮断された、二人だけの聖域へと変えていく。彼女の瞳は、熱に潤んでいて、焦点が定まっていないようにも見える。けれど、時折、僕と視線が重なる瞬間がある。その、言葉にならない、抗いようのない合図。それは、彼女が僕の欲望を、すべて受け入れるという、無言の同意だった。
「……熱い、よ……」
彼女が、掠れた声で、僕の熱を、喉の奥で呟いた。その声さえも、官能的な響きを帯びて、僕の耳を打つ。彼女が感じているのは、病の熱か、それとも、僕から与えられる、この背徳的な快楽なのか。
吸い上げられる感覚が、一段と強くなる。ちゅぱ、ちゅぱ、と、彼女の口が、僕の根元までを深く、深く、飲み込んでいく。喉の奥の、柔らかい肉が、僕を締め付ける。その、逃げ場のない、圧倒的な密着感。僕は、彼女の髪に指を潜り込ませ、その細い頭を、僕の熱に押し付けた。彼女の口内は、まるで、僕を飲み込もうとする、熱い泥濘のようだ。
もはや、思考は停止している。ただ、彼女の口内から伝わる、熱と、湿り気と、圧力だけが、僕の世界のすべてだった。彼女の舌が、裏筋を、亀頭の溝を、執拗に、そして愛おしむように、チロチロと舐め上げる。その、繊細な動きが、僕の限界を、急速に押し上げていく。
ドクンドクンと、脈打つ鼓動が、僕の全身を支配する。彼女の喉の奥が、さらに深く、僕を求めて動く。その瞬間、僕は、抑えきれない衝動と共に、彼女の口内へと、すべてを解き放った。
どぴゅ、どぴゅ、と、熱い奔流が、彼女の喉の奥へと、勢いよく叩きつけられる。口内発射の、あの、脳を真っ白にするような、爆発的な感覚。彼女の喉が、僕の射精に合わせて、大きく、痙攣するように動く。じゅぷ、と、溢れんばかりの精液が、彼女の口内に充満していく。
僕は、彼女がそれを一滴も逃さないように、その頭をしっかりと固定した。彼女は、喉を鳴らしながら、僕の精液を、懸命に、貪るように飲み込んでいく。ごっくん、と、喉が動くたびに、僕の熱い命の雫が、彼女の体へと受け継がれていく。
彼女は、口の端から溢れそうになるのを、必死に、けれど恍惚とした表情で、すべてを飲み干そうとしていた。じゅぽ、じゅぽ、と、最後の一滴までを吸い出そうとする、その、執念にも似た、献身的な動作。彼女の小さな口が、僕の器を、空っぽにするまで、止まることはなかった。
最後の一滴が、彼女の喉を通って消えるまで、僕は、その、重厚な、そして、どこか寂寥感の漂う、静寂の中にいた。彼女の口内から、僕のすべてが消え去った。残ったのは、ただ、彼女の荒い吐息と、静まり返った部屋の、重苦しいほどの、静寂だけだった。
彼女は、力なく、僕の腕の中に倒れ込んだ。その瞳には、まだ、熱の余韻と、抗えない快楽の残滓が、淀んでいる。僕は、彼女の、熱を帯びた、細い肩を、そっと抱き寄せた。この、背徳の果てに、僕たちが手に入れたのは、救いなのか、それとも、さらなる深淵への入り口なのか。それすらも、今の僕には、判然としなかった。
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