熱い。口腔の熱が、僕の理性を容赦なく削り取っていく。
会議室の重厚な扉一枚を隔てた向こう側では、今まさに次期プロジェクトの進捗に関する議論が白熱している。部長の低く、それでいて威圧的な声や、資料をめくる乾いた音、時折混じるペンを走らせる音。それら日常的なオフィスワークの音響が、この狭く、薄暗いスペースにおいては、僕たちの行為をより一層、背徳的なものへと変質させていた。
先輩の唇が、僕の先端を包み込む。彼女の口内は驚くほど温かく、そして湿っている。じゅぽ、じゅぽ、と、粘膜が擦れ合う淫らな音が、静まり返った室内で僕の耳にだけ、やけに大きく響く。彼女は僕の目をじっと見つめたまま、その潤んだ瞳で、僕がどれほど彼女の奉仕に溺れているかを確かめるように、ゆっくりと、しかし力強く口を動かした。
ちゅぱ、ちゅぱ、と、舌が亀頭の溝をなぞり、裏側を執拗に刺激する。彼女の舌使いは、まるで熟練の技術家のように正確で、僕の最も敏感な部分を逃さず捉えて離さない。吸い上げられるような強い圧力が、僕の脊髄を駆け上がり、思考を真っ白に染め上げていく。
「……以上の点については、検討の余地がありますね」
扉の向こうで、誰かの意見が通ったようだ。その声を聞いた瞬間、僕の心臓は跳ね上がり、全身の血が逆流するような感覚に襲われた。もし今、このドアノブが回されたら。もし、誰かが忘れ物を取りに、あるいは確認のためにこの部屋に入ってきたら。その恐怖が、皮肉にも僕の欲望を、逃れようのない極限の状態へと押し上げていく。
彼女の髪が、僕の太ももをくすぐる。整えられたはずの髪が、今は乱れ、彼女の熱を帯びた吐息と共に僕の肌に触れる。彼女は僕の反応を察したのか、さらに深く、喉の奥まで僕を迎え入れようと、顔を埋めるようにして深く、深く吸い込み始めた。
ごくん、と彼女の喉が動く。その動きが、僕の先端にダイレクトに伝わり、脳髄を直接揺さぶるような快楽となって突き抜ける。じゅぽじゅぽ、という、水を含んだような、重く、湿った音が、僕の理性の防波堤を次々と崩していく。
彼女の指が、僕の根元を強く握りしめる。その指先の熱と、口内の熱。外の世界の冷徹な論理と、この閉ざされた空間の狂おしいほどの情欲。そのコントラストが、僕の感覚を極限まで研ぎ澄ませていた。僕は、自分が今、社会的な立場も、職場の秩序も、すべてを投げ打って、ただ一人の女性の口内という、あまりにも狭く、あまりにも深い悦楽の淵に立たされていることを痛感していた。
「あ……っ」
声にならない吐息が、僕の唇から漏れそうになるのを、僕は必死に噛み殺した。喉の奥が熱い。全身の筋肉が、射精の予兆を告げるように硬直していく。彼女は僕の焦燥を読み取ったのか、さらに速度を上げ、激しく、そして貪欲に僕を吸い上げ始めた。
ちゅぱちゅぱ、と、激しい音を立てて、彼女の口内が僕を飲み込んでいく。視界が点滅し、意識が遠のいていく。ただ、彼女の温もりと、喉の奥の圧力、そして、どこからともなく漂う、彼女自身の微かな香りと、僕の体から発せられる雄としての匂いだけが、世界のすべてになった。
限界だった。
もう、抑えられない。
「……っ!」
僕は、彼女の頭を強く押し付けるようにして、その熱い口腔へとすべてを解き放った。
どぴゅ、どぴゅどぴゅ、と、僕の身体から、抑えきれない衝動が、熱い奔流となって噴き出す。彼女の喉の奥へと、僕のすべてが叩きつけられる。ドクドクと脈打つたびに、彼女の喉が、僕の放出を受け止めるために、激しく、そして献身的に動いているのが分かった。
彼女は、一滴たりとも逃さないと言わんばかりに、僕のすべてを、その喉の奥へと飲み込んでいった。口内を、僕の精液で満たしながら、彼女はさらに深く、執拗に吸い上げる。最後の一滴が、僕の先端から離れるまで、彼女の口内は、まるで真空のような、強烈な吸引力を維持し続けていた。
ごっくん、と、彼女が喉を鳴らして飲み込む音が、僕の耳に、これ以上ないほど鮮明に届いた。
すべてが終わった後の、静寂。
僕の身体は、脱力し、ただ荒い呼吸を繰り返すことしかできない。彼女はゆっくりと顔を上げ、口元を指で拭った。その瞳には、先ほどまでの情熱的な光とは異なる、どこか冷静で、それでいて、すべてを飲み込んだ後の充足感が宿っていた。
彼女は、僕の耳元に顔を寄せ、微かな声で囁いた。
「……濃厚な、味だったわよ」
その言葉は、僕の耳に、熱い余韻となって残った。彼女が伝えてくれたその言葉を聞きながら、僕は、彼女が僕の精液を、一滴もこぼさずに、すべてその身体へと取り込んだのだという事実を、改めて噛み締めていた。
彼女は、乱れた衣服を整え、いつもの、隙のない、完璧な先輩の表情に戻っていく。僕は、震える手でズボンを整え、彼女の背中を見送った。
扉の向こうでは、まだ会議が続いている。日常の音は、何も変わらずに響いている。しかし、僕たちの間には、決して他人が踏み込むことのできない、濃密で、残酷なほどに美しい、秘密の時間が刻まれていた。
会議室の重厚な扉一枚を隔てた向こう側では、今まさに次期プロジェクトの進捗に関する議論が白熱している。部長の低く、それでいて威圧的な声や、資料をめくる乾いた音、時折混じるペンを走らせる音。それら日常的なオフィスワークの音響が、この狭く、薄暗いスペースにおいては、僕たちの行為をより一層、背徳的なものへと変質させていた。
先輩の唇が、僕の先端を包み込む。彼女の口内は驚くほど温かく、そして湿っている。じゅぽ、じゅぽ、と、粘膜が擦れ合う淫らな音が、静まり返った室内で僕の耳にだけ、やけに大きく響く。彼女は僕の目をじっと見つめたまま、その潤んだ瞳で、僕がどれほど彼女の奉仕に溺れているかを確かめるように、ゆっくりと、しかし力強く口を動かした。
ちゅぱ、ちゅぱ、と、舌が亀頭の溝をなぞり、裏側を執拗に刺激する。彼女の舌使いは、まるで熟練の技術家のように正確で、僕の最も敏感な部分を逃さず捉えて離さない。吸い上げられるような強い圧力が、僕の脊髄を駆け上がり、思考を真っ白に染め上げていく。
「……以上の点については、検討の余地がありますね」
扉の向こうで、誰かの意見が通ったようだ。その声を聞いた瞬間、僕の心臓は跳ね上がり、全身の血が逆流するような感覚に襲われた。もし今、このドアノブが回されたら。もし、誰かが忘れ物を取りに、あるいは確認のためにこの部屋に入ってきたら。その恐怖が、皮肉にも僕の欲望を、逃れようのない極限の状態へと押し上げていく。
彼女の髪が、僕の太ももをくすぐる。整えられたはずの髪が、今は乱れ、彼女の熱を帯びた吐息と共に僕の肌に触れる。彼女は僕の反応を察したのか、さらに深く、喉の奥まで僕を迎え入れようと、顔を埋めるようにして深く、深く吸い込み始めた。
ごくん、と彼女の喉が動く。その動きが、僕の先端にダイレクトに伝わり、脳髄を直接揺さぶるような快楽となって突き抜ける。じゅぽじゅぽ、という、水を含んだような、重く、湿った音が、僕の理性の防波堤を次々と崩していく。
彼女の指が、僕の根元を強く握りしめる。その指先の熱と、口内の熱。外の世界の冷徹な論理と、この閉ざされた空間の狂おしいほどの情欲。そのコントラストが、僕の感覚を極限まで研ぎ澄ませていた。僕は、自分が今、社会的な立場も、職場の秩序も、すべてを投げ打って、ただ一人の女性の口内という、あまりにも狭く、あまりにも深い悦楽の淵に立たされていることを痛感していた。
「あ……っ」
声にならない吐息が、僕の唇から漏れそうになるのを、僕は必死に噛み殺した。喉の奥が熱い。全身の筋肉が、射精の予兆を告げるように硬直していく。彼女は僕の焦燥を読み取ったのか、さらに速度を上げ、激しく、そして貪欲に僕を吸い上げ始めた。
ちゅぱちゅぱ、と、激しい音を立てて、彼女の口内が僕を飲み込んでいく。視界が点滅し、意識が遠のいていく。ただ、彼女の温もりと、喉の奥の圧力、そして、どこからともなく漂う、彼女自身の微かな香りと、僕の体から発せられる雄としての匂いだけが、世界のすべてになった。
限界だった。
もう、抑えられない。
「……っ!」
僕は、彼女の頭を強く押し付けるようにして、その熱い口腔へとすべてを解き放った。
どぴゅ、どぴゅどぴゅ、と、僕の身体から、抑えきれない衝動が、熱い奔流となって噴き出す。彼女の喉の奥へと、僕のすべてが叩きつけられる。ドクドクと脈打つたびに、彼女の喉が、僕の放出を受け止めるために、激しく、そして献身的に動いているのが分かった。
彼女は、一滴たりとも逃さないと言わんばかりに、僕のすべてを、その喉の奥へと飲み込んでいった。口内を、僕の精液で満たしながら、彼女はさらに深く、執拗に吸い上げる。最後の一滴が、僕の先端から離れるまで、彼女の口内は、まるで真空のような、強烈な吸引力を維持し続けていた。
ごっくん、と、彼女が喉を鳴らして飲み込む音が、僕の耳に、これ以上ないほど鮮明に届いた。
すべてが終わった後の、静寂。
僕の身体は、脱力し、ただ荒い呼吸を繰り返すことしかできない。彼女はゆっくりと顔を上げ、口元を指で拭った。その瞳には、先ほどまでの情熱的な光とは異なる、どこか冷静で、それでいて、すべてを飲み込んだ後の充足感が宿っていた。
彼女は、僕の耳元に顔を寄せ、微かな声で囁いた。
「……濃厚な、味だったわよ」
その言葉は、僕の耳に、熱い余韻となって残った。彼女が伝えてくれたその言葉を聞きながら、僕は、彼女が僕の精液を、一滴もこぼさずに、すべてその身体へと取り込んだのだという事実を、改めて噛み締めていた。
彼女は、乱れた衣服を整え、いつもの、隙のない、完璧な先輩の表情に戻っていく。僕は、震える手でズボンを整え、彼女の背中を見送った。
扉の向こうでは、まだ会議が続いている。日常の音は、何も変わらずに響いている。しかし、僕たちの間には、決して他人が踏み込むことのできない、濃密で、残酷なほどに美しい、秘密の時間が刻まれていた。
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