泥酔・酔っ払い

ホームパーティーで泥酔した女子学生が、理性を失う瞬間


狭いワンルームに、安っぽいアルコールと、若者たちの熱気、そしてどこか湿った汗の匂いが充満していた。スピーカーから流れる重低音の音楽が、床を伝って僕の足の裏を微かに震わせている。友人たちが集まるホームパーティーは、夜が深まるにつれてその熱を増し、部屋の空気は目に見えないほど濃密に、そして乱雑に淀んでいった。

そんな喧騒の渦中で、僕は彼女――美香の様子を、どこか落ち着かない気持ちで見つめていた。美香は、普段は清楚で、少し控えめな性格の女子大生だ。しかし、今夜の彼女は明らかに違っていた。お酒に弱い彼女が、友人たちの勢いに押されるようにして、次々とグラスを空けていくのを、僕は見ていたのだ。

「あはは……もう、飲めないよぉ……」

赤く染まった頬、潤んだ瞳、そして焦点の定まらない視線。美香は、椅子に深く腰掛け、緩んだブラウスの襟元を無防備に広げていた。その姿は、普段の彼女からは想像もできないほど、無防備で、どこか挑発的ですらあった。彼女が笑うたびに、肩が小さく揺れ、そのたびに乱れた衣服から白い肌が覗く。

パーティーが最高潮に達し、誰もが酔いしれて騒ぎ立てる中、美香の行動は次第に大胆になっていった。隣に座る友人の肩に頭を預け、時折、意味深な視線を僕に向ける。その瞳には、理性の欠片も残っていないような、ただただ本能に突き動かされているような、危うい輝きが宿っていた。

ふとした拍子に、僕と彼女の視線が重なった。目が合った、というよりは、彼女の濁った視線が僕の体に絡みついてきた、という方が正しい。彼女はふらつく足取りで僕に近づくと、耳元で熱い吐息を漏らした。

「ねえ……ちょっと、あっち行こう……?」

その声は、アルコールのせいで少し掠れていて、抗いがたい誘惑を含んでいた。僕は、彼女の細い手首を掴み、騒がしいリビングの隅、影になった小さなスペースへと彼女を連れ出した。

暗がりに身を沈めると、音楽の音は遠のき、代わりに彼女の荒い呼吸音がすぐ近くで聞こえてくる。美香は壁に背を預け、力なく笑いながら、僕の胸元に指を這わせてきた。

「……酔っちゃった……頭が、ふわふわするの……」

彼女の指先は熱く、その熱が僕の服越しに伝わってくる。彼女の瞳は、暗闇の中でも異様なほどに光っていた。彼女は僕のズボンのベルトに手をかけ、迷いなくそれを解いていく。僕は、彼女の瞳の中に、自分自身が求めていたものと同じ、制御不能な渇望を見た。

彼女は、膝をついた。床に膝をつき、僕の股間に顔を近づけていくその姿は、まるで儀式を行うかのような神聖さと、狂気的な色気を孕んでいた。彼女の唇が、僕の熱を帯びた肉体に触れた瞬間、背筋に電流が走った。

「じゅぽ……、ちゅぱ……」

湿った音が、静かな暗がりに響き渡る。彼女の口内は、驚くほど熱く、そして柔らかかった。彼女は、まるで喉の奥まで僕を迎え入れようとするかのように、深く、激しく、僕のモノを吸い上げていく。

「じゅぽじゅぽ、ちゅぱちゅぱ……」

彼女の舌が、僕の先端を執拗に絡め取り、その動きは次第に速度を増していく。アルコールの影響か、彼女の奉仕は、理性を失った獣のように、ただひたすらに、貪欲だった。彼女の頬が凹み、吸い付くたびに、僕の意識は白濁していく。

「はぁ……、ん……、んぅ……」

彼女の鼻にかかった吐息が、僕の肌を撫でる。彼女の口内から伝わる圧力と、粘膜の摩擦が、僕の理性を、一歩ずつ、確実に削り取っていく。僕は、彼女の頭を強く掴み、その動きをさらに激しくさせた。

「ちゅぱ……、じゅる……、じゅぽっ……」

彼女の口内は、まるで真空状態であるかのように、僕を強く、強く引き寄せる。その快楽は、もはや痛みを感じるほどに鋭く、それでいて全身を包み込むような、圧倒的な重みを持っていた。

限界は、唐突に訪れた。

「あ……、っ……!」

僕の意識が、真っ白な閃光に包まれる。

「どぴゅっ、どぴゅどぴゅ……!」

熱い塊が、彼女の喉の奥へと、勢いよく叩きつけられた。彼女はそれを拒むことなく、むしろ、より一層深く、僕を迎え入れるようにして、その衝撃を受け止めた。

「……っ、んんっ!!」

彼女の喉が、僕の放出に合わせて、大きく上下に動く。

「どくどく、びゅるる……」

精液が、彼女の口内を、喉の奥を、激しく、何度も満たしていく。彼女は、そのすべてを逃さぬように、一心不乱に、口を動かし続けた。

「ごっくん……、ごくん……」

彼女は、一滴もこぼさないように、喉を大きく鳴らして、僕の精液を飲み干していった。口の端から溢れそうになるのを、必死に、まるで宝物を飲み込むかのように、すべてを飲み込んでいく。

しばらくの間、僕たちは、ただ荒い呼吸を繰り返すことしかできなかった。彼女の瞳は、まだ少し潤んでいたが、先ほどまでの狂乱が嘘のように、どこか虚ろで、それでいて満足げな色が混じっていた。

彼女は、口元を指で拭うと、僕を見上げて、小さく、掠れた声で言った。

「……熱くて、重い……。すごく、不思議な感じ……」

彼女が伝えてくれたその言葉を聞きながら、僕は、彼女の熱い体温と、口内に残る、かすかな、しかし確かな、僕の残滓を感じていた。

パーティーの騒音は、相変わらず外側で鳴り響いている。しかし、この暗がりの隅で、僕と彼女の間には、決して他人に踏み込ませることのできない、泥酔と快楽が作り出した、濃密な沈黙が流れていた。
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