外はしとしとと、止むことのない雨が窓を叩いている。この古いアパートの薄い壁は、外の音を遮るにはあまりに心許ない。けれど、この狭いワンルームの中に満ちている、重苦しくも熱を帯びた空気だけは、誰にも邪魔されることなく、僕たち二人だけのものだった。
大学生の姉、明里。そして、高校生の僕。
家族には、ただの仲の良い姉弟として、この場所を共有していると思われている。けれど、この薄暗い部屋に灯る小さな明かりの下では、血の繋がりさえも、僕たちの欲望を加速させるための装置に過ぎない。
「……また、そんな顔して」
明里が、少しだけいたずらっぽく、けれどどこか熱を孕んだ瞳で僕を見つめる。彼女の視線が、僕の股間の膨らみに落ちる。言葉は必要なかった。この数ヶ月、僕たちはこうして、日常の隙間に潜り込むようにして、背徳的な快楽を貪り続けてきた。
彼女がゆっくりと、僕の前に膝をつく。その仕草は、まるで神聖な儀式を執り行う巫女のようでもあり、僕の理性を破壊しにくる捕食者のようでもあった。
彼女の指先が、僕のズボンをゆっくりと下ろしていく。露わになった僕の熱を帯びた塊に、彼女の温かい吐息が吹きかかる。それだけで、全身の神経がそこに集中し、思考が白濁していくのがわかった。
「じゅぽ……」
最初に触れたのは、彼女の柔らかな唇だった。熱く、湿った感覚が、僕の先端を包み込む。
彼女は慣れた手つきで、僕のそれを口内に迎え入れた。
「ちゅぱ、ちゅぱちゅぱ……」
湿った音が、静かな部屋の中に響き渡る。彼女の口内は驚くほど熱く、そして狭い。まるで僕のすべてを飲み込もうとするかのような、圧倒的な圧迫感。
彼女の舌が、先端の敏感な部分を執拗に、丁寧に、ペロペロと、あるいはチロチロと弄り回す。その動きの一つひとつが、僕の脊髄を駆け上がり、脳の奥底を痺れさせていく。
「じゅぽ、じゅぽ……っ」
彼女は時折、喉の奥まで深く、僕のすべてを飲み込むようにして、激しく吸い上げる。そのたびに、僕の身体は跳ね上がり、指先までが震える。
彼女の瞳が、僕を見上げた。潤んだ瞳の中に、僕の欲望が映っている。その視線と目が合うたび、禁忌を犯しているという恐怖と、それを上回るほどの強烈な快楽が、僕の心をかき乱した。
彼女の手が、僕の根元をしっかりと握りしめる。口内での吸引と、手による刺激。その二重の攻めに、僕はもう、自分がどこにいるのかさえ分からなくなっていた。
「あ……、あ……っ」
声にならない喘ぎが漏れる。
彼女の口内は、まるで真空状態のように僕を吸い寄せ、離さない。じゅぽじゅぽという、粘り気のある、濡れた音が、僕の理性を粉々に砕いていく。
彼女の頬が、僕の動きに合わせて凹凸を作り、その動きがさらに快感を増幅させる。
限界が、すぐそこまで来ていた。
頭の中が真っ白になり、視界が火花を散らす。
「……っ、いく、いく……!」
僕の叫びに呼応するように、彼女はさらに深く、喉の奥まで僕を迎え入れた。
「どぴゅっ、どぴゅどぴゅっ……!」
熱い塊が、堰を切ったように溢れ出した。
彼女の喉の奥へと、僕の精液が叩きつけられる。激しく、何度も、何度も、僕の生命のすべてを注ぎ込むように、ドクドクと放出される。
彼女は、その衝撃をすべて受け止めるように、口を離さなかった。
むしろ、射精の勢いに合わせて、さらに強く、貪欲に吸い上げるのだ。
「……っ、んんっ……!」
喉が大きく動き、僕の精液を、一滴も逃さないように、奥へと引き込んでいく。
口内での射精、口内発射。
それは、僕にとって、この世の何よりも強烈で、抗いがたい快楽の極致だった。
しばらくの間、激しい呼吸だけが部屋を満たしていた。
彼女は、口の端から溢れそうになるものを、必死に、丁寧に、口内に留めようとしていた。
彼女の舌が、口内の隅々までを掃除するように動き、僕の精液を絡め取っていく。
「ごっくん……」
彼女が、最後の一滴まで飲み干す音が、静寂の中に響いた。
彼女はゆっくりと顔を上げ、口元を指で拭った。その瞳は、まだ熱に浮かされているように潤んでいる。
「……すごく、濃いね」
彼女が、掠れた声でそう呟いた。
僕がその味を知ることはない。けれど、彼女のその言葉を聞くだけで、自分がどれほど激しく、どれほど深いところまで彼女に注ぎ込んだのかを、痛いほどに実感させられる。
「……しょっぱい、かな。でも、すごく、重い感じがする」
彼女はそう言って、少しだけ微笑んだ。
その微笑みが、あまりに無垢で、そしてあまりに背徳的で、僕は再び、抗いようのない衝動に突き動かされそうになる。
狭い部屋、雨の音、そして僕たちの間にある、決して誰にも言えない、血の繋がった秘密。
この場所で、僕たちはただの姉弟であることを捨て、互いの欲望を貪り合う、共犯者となるのだ。
彼女の手が、再び僕の身体へと伸びてくる。
また、あの熱い、湿った、狂おしい時間が始まる。
僕は、彼女の瞳に見つめられながら、ただ、その快楽の渦へと身を投じることしかできなかった。
大学生の姉、明里。そして、高校生の僕。
家族には、ただの仲の良い姉弟として、この場所を共有していると思われている。けれど、この薄暗い部屋に灯る小さな明かりの下では、血の繋がりさえも、僕たちの欲望を加速させるための装置に過ぎない。
「……また、そんな顔して」
明里が、少しだけいたずらっぽく、けれどどこか熱を孕んだ瞳で僕を見つめる。彼女の視線が、僕の股間の膨らみに落ちる。言葉は必要なかった。この数ヶ月、僕たちはこうして、日常の隙間に潜り込むようにして、背徳的な快楽を貪り続けてきた。
彼女がゆっくりと、僕の前に膝をつく。その仕草は、まるで神聖な儀式を執り行う巫女のようでもあり、僕の理性を破壊しにくる捕食者のようでもあった。
彼女の指先が、僕のズボンをゆっくりと下ろしていく。露わになった僕の熱を帯びた塊に、彼女の温かい吐息が吹きかかる。それだけで、全身の神経がそこに集中し、思考が白濁していくのがわかった。
「じゅぽ……」
最初に触れたのは、彼女の柔らかな唇だった。熱く、湿った感覚が、僕の先端を包み込む。
彼女は慣れた手つきで、僕のそれを口内に迎え入れた。
「ちゅぱ、ちゅぱちゅぱ……」
湿った音が、静かな部屋の中に響き渡る。彼女の口内は驚くほど熱く、そして狭い。まるで僕のすべてを飲み込もうとするかのような、圧倒的な圧迫感。
彼女の舌が、先端の敏感な部分を執拗に、丁寧に、ペロペロと、あるいはチロチロと弄り回す。その動きの一つひとつが、僕の脊髄を駆け上がり、脳の奥底を痺れさせていく。
「じゅぽ、じゅぽ……っ」
彼女は時折、喉の奥まで深く、僕のすべてを飲み込むようにして、激しく吸い上げる。そのたびに、僕の身体は跳ね上がり、指先までが震える。
彼女の瞳が、僕を見上げた。潤んだ瞳の中に、僕の欲望が映っている。その視線と目が合うたび、禁忌を犯しているという恐怖と、それを上回るほどの強烈な快楽が、僕の心をかき乱した。
彼女の手が、僕の根元をしっかりと握りしめる。口内での吸引と、手による刺激。その二重の攻めに、僕はもう、自分がどこにいるのかさえ分からなくなっていた。
「あ……、あ……っ」
声にならない喘ぎが漏れる。
彼女の口内は、まるで真空状態のように僕を吸い寄せ、離さない。じゅぽじゅぽという、粘り気のある、濡れた音が、僕の理性を粉々に砕いていく。
彼女の頬が、僕の動きに合わせて凹凸を作り、その動きがさらに快感を増幅させる。
限界が、すぐそこまで来ていた。
頭の中が真っ白になり、視界が火花を散らす。
「……っ、いく、いく……!」
僕の叫びに呼応するように、彼女はさらに深く、喉の奥まで僕を迎え入れた。
「どぴゅっ、どぴゅどぴゅっ……!」
熱い塊が、堰を切ったように溢れ出した。
彼女の喉の奥へと、僕の精液が叩きつけられる。激しく、何度も、何度も、僕の生命のすべてを注ぎ込むように、ドクドクと放出される。
彼女は、その衝撃をすべて受け止めるように、口を離さなかった。
むしろ、射精の勢いに合わせて、さらに強く、貪欲に吸い上げるのだ。
「……っ、んんっ……!」
喉が大きく動き、僕の精液を、一滴も逃さないように、奥へと引き込んでいく。
口内での射精、口内発射。
それは、僕にとって、この世の何よりも強烈で、抗いがたい快楽の極致だった。
しばらくの間、激しい呼吸だけが部屋を満たしていた。
彼女は、口の端から溢れそうになるものを、必死に、丁寧に、口内に留めようとしていた。
彼女の舌が、口内の隅々までを掃除するように動き、僕の精液を絡め取っていく。
「ごっくん……」
彼女が、最後の一滴まで飲み干す音が、静寂の中に響いた。
彼女はゆっくりと顔を上げ、口元を指で拭った。その瞳は、まだ熱に浮かされているように潤んでいる。
「……すごく、濃いね」
彼女が、掠れた声でそう呟いた。
僕がその味を知ることはない。けれど、彼女のその言葉を聞くだけで、自分がどれほど激しく、どれほど深いところまで彼女に注ぎ込んだのかを、痛いほどに実感させられる。
「……しょっぱい、かな。でも、すごく、重い感じがする」
彼女はそう言って、少しだけ微笑んだ。
その微笑みが、あまりに無垢で、そしてあまりに背徳的で、僕は再び、抗いようのない衝動に突き動かされそうになる。
狭い部屋、雨の音、そして僕たちの間にある、決して誰にも言えない、血の繋がった秘密。
この場所で、僕たちはただの姉弟であることを捨て、互いの欲望を貪り合う、共犯者となるのだ。
彼女の手が、再び僕の身体へと伸びてくる。
また、あの熱い、湿った、狂おしい時間が始まる。
僕は、彼女の瞳に見つめられながら、ただ、その快楽の渦へと身を投じることしかできなかった。
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