深夜二時、オフィスは静寂に包まれている。規則的に明滅するサーバーのランプと、空調の微かな唸りだけが、この空間に命が宿っていることを告げていた。窓の外には、眠らない街の灯りが遠くに見えるが、ここ、フロアの片隅にある私のデスク周辺だけは、まるで時間が止まったかのような、隔離された異界のようだった。
「まだ、終わらないのか」
隣のデスクから、低く、掠れた声が響く。上司である彼が、椅子の背もたれに深く体を預けながら、私を見つめていた。その瞳には、仕事の疲れとは明らかに異なる、暗く、熱い欲望が混じっている。私は、キーボードを叩く指を止め、心臓の鼓動が早まるのを感じた。
「……もう少しで、片付きます」
嘘だ。仕事なんて、もうとうの昔に手につかなくなっていた。ただ、彼とのこの、張り詰めた、壊れそうなほどの緊張感の中に留まっていたいだけなのだ。
私たちは、周囲に誰にも見られないよう、細心の注意を払って、しかし確実に、禁忌へと足を踏み入れていく。彼が私のデスクの脇に立ち、私の肩に手を置いたとき、背筋に電流が走った。彼の指先が、ブラウス越しに肌をなぞる。その指は驚くほど熱く、私の理性をじわじわと侵食していく。
「ここで、してしまいたい」
耳元で囁かれたその言葉は、命令であり、同時に懇願でもあった。私は何も答えず、ただ、震える手で彼のスラックスのベルトに手をかけた。金属が擦れる小さな音が、静まり返ったオフィスに、まるで爆音のように響いた気がして、私は思わず息を呑んだ。
デスクの下、暗がりに潜り込む。そこは、私の世界が、彼の肉体へと塗りつぶされる聖域だ。
彼のおちんぽが、熱を帯びた塊となって私の目の前に現れる。デスクの下の狭い空間で、私は膝をつき、その重厚な存在感に圧倒される。私は、彼を見上げるようにして、ゆっくりと口を開いた。
まずは、先端を舌で、チロチロと、丁寧に弄ぶ。彼の喉から、低く、押し殺したような吐息が漏れる。私は、その音さえも、この静寂の中では音楽のように感じられた。
「……っ、早くしろ」
彼の焦れったい声が、私の背徳感をさらに煽る。私は、彼のおちんぽを、口の奥深くまで一気に含み込んだ。
じゅぽ、じゅぽ、と、湿った音が暗闇に響き渡る。私の口腔は、彼の熱を余すことなく受け止めるための器となる。ちゅぱちゅぱと、懸命に吸い上げるたびに、彼の腰が微かに揺れるのがわかった。
もし、今ここで、警備員が巡回に来たら。あるいは、残業していた別の社員が、ふとした拍子にドアを開けたら。そんな恐怖が、脳裏をかすめるたびに、私の下腹部は疼き、快楽はより鋭利なものへと変わっていく。バレるかもしれないという極限の緊張感が、感覚を研ぎ澄ませ、彼の肉体の質感を、より生々しく、より強烈に私に伝えてくる。
私は、より深く、より激しく、彼を求める。口内を、彼の熱い肉が、容赦なく突き上げてくる。じゅぽじゅぽ、と、粘膜が擦れ合う音、唾液が溢れ、滴る音。それらすべてが、この静かなオフィスでは、あまりにも淫らな、背徳の旋律だった。
「あ、……くそ、すごいな……」
彼の声が、苦悶と悦楽が混ざり合ったものに変わっていく。私は、彼を逃がさないように、喉の奥まで使い、全力で、その熱を吸い尽くそうとする。
やがて、彼の呼吸が、荒々しく、不規則なものへと変わった。全身が硬直したかと思うと、彼は私の頭を、逃げられないように強く、しかしどこか愛おしそうに押さえつけた。
「……出る、出すぞ……!」
その言葉が終わる前に、彼は限界を迎えた。
ドピュッ、ドピュドピュッ、と、熱い衝撃が私の口内を直撃する。
どくどく、と、彼の命の奔流が、私の喉の奥へと、容赦なく叩き込まれてくる。それは、驚くほど熱く、そして重い。私は、その衝撃に抗うことなく、むしろ、それを受け止めるために、さらに深く、喉を押し広げた。
口内が、彼の精液で満たされていく。熱い液体が、舌の上を滑り、喉の奥へと流れ落ちていく。私は、一滴も逃したくないという本能に従い、喉を動かして、その熱い塊を、ごっくん、と飲み込んだ。
どくどく、と、最後の一滴が放たれるまで、私は彼を離さなかった。
射精が終わり、静寂が戻ってきた。しかし、先ほどまでの静寂とは違う。そこには、濃厚な、男の匂いと、やり遂げた後の、重苦しいほどの充足感が漂っていた。
私は、口の端から溢れそうになるものを、慌てて舌で拭い、残ったものもすべて、喉の奥へ押し込んだ。口の中に残る、彼の精液の、重厚で、少し塩気のある、生々しい感覚。それを、私は最後の一滴まで、丁寧に、飲み干した。
「……はぁ、……はぁ……」
彼は、乱れた呼吸を整えながら、デスクの下で、力なく座り込む私の肩を、そっと撫でた。その手は、まだ熱を帯びている。
私は、口の周りを拭い、乱れた髪を整え、何事もなかったかのように、彼のデスクの横に立ち上がった。頬は熱く、瞳は潤んでいるが、表情は、いつもの、有能な部下のそれに戻っている。
デスクの上では、まだパソコンの画面が、冷ややかに光り続けている。まるで、たった今ここで繰り広げられた、狂おしいほどの密会など、最初から存在しなかったかのように。
しかし、私の喉の奥には、まだ彼の熱が、消えない余韻となって、重く、確かに居座り続けていた。
「まだ、終わらないのか」
隣のデスクから、低く、掠れた声が響く。上司である彼が、椅子の背もたれに深く体を預けながら、私を見つめていた。その瞳には、仕事の疲れとは明らかに異なる、暗く、熱い欲望が混じっている。私は、キーボードを叩く指を止め、心臓の鼓動が早まるのを感じた。
「……もう少しで、片付きます」
嘘だ。仕事なんて、もうとうの昔に手につかなくなっていた。ただ、彼とのこの、張り詰めた、壊れそうなほどの緊張感の中に留まっていたいだけなのだ。
私たちは、周囲に誰にも見られないよう、細心の注意を払って、しかし確実に、禁忌へと足を踏み入れていく。彼が私のデスクの脇に立ち、私の肩に手を置いたとき、背筋に電流が走った。彼の指先が、ブラウス越しに肌をなぞる。その指は驚くほど熱く、私の理性をじわじわと侵食していく。
「ここで、してしまいたい」
耳元で囁かれたその言葉は、命令であり、同時に懇願でもあった。私は何も答えず、ただ、震える手で彼のスラックスのベルトに手をかけた。金属が擦れる小さな音が、静まり返ったオフィスに、まるで爆音のように響いた気がして、私は思わず息を呑んだ。
デスクの下、暗がりに潜り込む。そこは、私の世界が、彼の肉体へと塗りつぶされる聖域だ。
彼のおちんぽが、熱を帯びた塊となって私の目の前に現れる。デスクの下の狭い空間で、私は膝をつき、その重厚な存在感に圧倒される。私は、彼を見上げるようにして、ゆっくりと口を開いた。
まずは、先端を舌で、チロチロと、丁寧に弄ぶ。彼の喉から、低く、押し殺したような吐息が漏れる。私は、その音さえも、この静寂の中では音楽のように感じられた。
「……っ、早くしろ」
彼の焦れったい声が、私の背徳感をさらに煽る。私は、彼のおちんぽを、口の奥深くまで一気に含み込んだ。
じゅぽ、じゅぽ、と、湿った音が暗闇に響き渡る。私の口腔は、彼の熱を余すことなく受け止めるための器となる。ちゅぱちゅぱと、懸命に吸い上げるたびに、彼の腰が微かに揺れるのがわかった。
もし、今ここで、警備員が巡回に来たら。あるいは、残業していた別の社員が、ふとした拍子にドアを開けたら。そんな恐怖が、脳裏をかすめるたびに、私の下腹部は疼き、快楽はより鋭利なものへと変わっていく。バレるかもしれないという極限の緊張感が、感覚を研ぎ澄ませ、彼の肉体の質感を、より生々しく、より強烈に私に伝えてくる。
私は、より深く、より激しく、彼を求める。口内を、彼の熱い肉が、容赦なく突き上げてくる。じゅぽじゅぽ、と、粘膜が擦れ合う音、唾液が溢れ、滴る音。それらすべてが、この静かなオフィスでは、あまりにも淫らな、背徳の旋律だった。
「あ、……くそ、すごいな……」
彼の声が、苦悶と悦楽が混ざり合ったものに変わっていく。私は、彼を逃がさないように、喉の奥まで使い、全力で、その熱を吸い尽くそうとする。
やがて、彼の呼吸が、荒々しく、不規則なものへと変わった。全身が硬直したかと思うと、彼は私の頭を、逃げられないように強く、しかしどこか愛おしそうに押さえつけた。
「……出る、出すぞ……!」
その言葉が終わる前に、彼は限界を迎えた。
ドピュッ、ドピュドピュッ、と、熱い衝撃が私の口内を直撃する。
どくどく、と、彼の命の奔流が、私の喉の奥へと、容赦なく叩き込まれてくる。それは、驚くほど熱く、そして重い。私は、その衝撃に抗うことなく、むしろ、それを受け止めるために、さらに深く、喉を押し広げた。
口内が、彼の精液で満たされていく。熱い液体が、舌の上を滑り、喉の奥へと流れ落ちていく。私は、一滴も逃したくないという本能に従い、喉を動かして、その熱い塊を、ごっくん、と飲み込んだ。
どくどく、と、最後の一滴が放たれるまで、私は彼を離さなかった。
射精が終わり、静寂が戻ってきた。しかし、先ほどまでの静寂とは違う。そこには、濃厚な、男の匂いと、やり遂げた後の、重苦しいほどの充足感が漂っていた。
私は、口の端から溢れそうになるものを、慌てて舌で拭い、残ったものもすべて、喉の奥へ押し込んだ。口の中に残る、彼の精液の、重厚で、少し塩気のある、生々しい感覚。それを、私は最後の一滴まで、丁寧に、飲み干した。
「……はぁ、……はぁ……」
彼は、乱れた呼吸を整えながら、デスクの下で、力なく座り込む私の肩を、そっと撫でた。その手は、まだ熱を帯びている。
私は、口の周りを拭い、乱れた髪を整え、何事もなかったかのように、彼のデスクの横に立ち上がった。頬は熱く、瞳は潤んでいるが、表情は、いつもの、有能な部下のそれに戻っている。
デスクの上では、まだパソコンの画面が、冷ややかに光り続けている。まるで、たった今ここで繰り広げられた、狂おしいほどの密会など、最初から存在しなかったかのように。
しかし、私の喉の奥には、まだ彼の熱が、消えない余韻となって、重く、確かに居座り続けていた。
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