その日は、ひどく蒸し暑い夏の夜だった。仕事から帰宅し、シャワーを浴びて少し落ち着いた頃、インターホンが鳴った。届くはずのない荷物ではない。数日前に注文した、ちょっとした日用品の再配達だった。
「はい、今行きます」
私は少し緩んだ部屋着のまま、玄関へと向かった。ドアのチェーンをかけたまま、少しだけ隙間を開けて外を確認する。そこに立っていたのは、紺色の制服を着た、がっしりとした体格の配達員さんだった。暗い廊下の照明の下でも、彼の肩幅の広さと、制服越しでもわかる筋肉の質感がはっきりと分かった。
「お待たせしました。こちら、お届けものです」
彼が荷物を差し出そうとしたその時、ふとした拍子に目が合った。彼の瞳は、単なる業務中の配達員のそれとは明らかに違っていた。どこか飢えたような、それでいて有無を言わせぬ強引な光が宿っている。心臓がドクンと跳ねた。
「……あの、すみません」
彼が低い声で言った。荷物を置くこともせず、彼は私の顔をじっと見つめたまま、ドアの隙間に一歩踏み込んできた。
「何か……不備でもありましたか?」
動揺を隠しながら尋ねる私に、彼は答えなかった。代わりに、彼は私の手首を掴むと、強引にドアを押し開けさせた。チェーンが外れる金属音が、静かなマンションの廊下に響く。私は恐怖と、それ以上に抗いがたい高揚感に襲われた。
「ここで、してほしいんだ」
「はい、今行きます」
私は少し緩んだ部屋着のまま、玄関へと向かった。ドアのチェーンをかけたまま、少しだけ隙間を開けて外を確認する。そこに立っていたのは、紺色の制服を着た、がっしりとした体格の配達員さんだった。暗い廊下の照明の下でも、彼の肩幅の広さと、制服越しでもわかる筋肉の質感がはっきりと分かった。
「お待たせしました。こちら、お届けものです」
彼が荷物を差し出そうとしたその時、ふとした拍子に目が合った。彼の瞳は、単なる業務中の配達員のそれとは明らかに違っていた。どこか飢えたような、それでいて有無を言わせぬ強引な光が宿っている。心臓がドクンと跳ねた。
「……あの、すみません」
彼が低い声で言った。荷物を置くこともせず、彼は私の顔をじっと見つめたまま、ドアの隙間に一歩踏み込んできた。
「何か……不備でもありましたか?」
動揺を隠しながら尋ねる私に、彼は答えなかった。代わりに、彼は私の手首を掴むと、強引にドアを押し開けさせた。チェーンが外れる金属音が、静かなマンションの廊下に響く。私は恐怖と、それ以上に抗いがたい高揚感に襲われた。
「ここで、してほしいんだ」
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