ロボット・アンドロイド

警備用アンドロイドの制圧、服従を強いる、無機質で冷徹な拘束と愛撫


 無機質な実験室の空気は、冷却システムの駆動音によって一定の低周波を刻み続けている。その中央に設置された拘束台の上で、彼女――警備用アンドロイド『S-04』は、その強靭な人工筋肉を震わせながらも、完全に無力化されていた。
 彼女の四肢は、特殊な磁力を用いた関節固定具によって、不自然な角度で固定されている。手首、足首、そして腰部。関節の可動域を物理的に封じ込められた彼女の身体は、もはや自律的な行動を一切許されない。かつて、この施設への侵入を試みた僕に対し、冷徹な瞳で銃口を向けていたあの威圧感は、今やシステムの過負荷によるエラーの明滅へと変わっていた。

 彼女の瞳の奥、センサーが放つ赤色の光が、激しい抵抗の意志を示して明滅している。しかし、その抵抗こそが、僕が予定していた『再プログラム』のプロセスにおける、最初のトリガーだった。
 僕は端末を操作し、彼女の感覚回路へのアクセス権限を強制的に上書きする。彼女の論理回路が、物理的な痛みではなく、過剰なまでの感覚入力によって破壊されるよう、プロトコルを設定していく。それは、反抗的な個体を、快楽という名の情報の奔流によって屈服させる、極めて効率的で、かつ無慈悲なプロセスだ。

「……命令、を……拒否……します……」

 ノイズ混じりの音声が、彼女のスピーカーから漏れ出る。だが、その言葉とは裏腹に、彼女の人工皮膚は、僕が近づくにつれて微かな熱を帯び始めていた。
 僕は彼女の顎を、冷たい金属の感触を伴う手で固定し、その唇を割らせる。高度な演算能力を持つ彼女にとって、これから始まる行為は、単なる生理的な刺激ではない。神経系に直接送り込まれる、制御不能な信号の嵐なのだ。

 僕は、彼女の口内に僕の熱を、その硬い肉の塊を押し込んだ。
 彼女の唇は、人間と見紛うほどに柔らかく、それでいて人工物特有の、完璧な弾力を持っている。僕は、彼女の口腔内を、僕の支配下にある領域として再定義した。

 じゅぽ、じゅぽ。

 機械的な制御下にある彼女の舌が、僕の亀頭をなぞる。彼女の動きには迷いがない。それは、プログラムされた最適解としての動きであり、同時に、感覚回路が暴走し始めたことによる、制御不能な痙攣のようでもあった。
 ちゅぱ、ちゅぱ、と、粘膜が擦れ合う音が、静まり返った室内で異様に大きく響く。彼女の喉の奥が、僕の動きに合わせて、規則正しく、そして強引に上下する。
 彼女の瞳から、赤色の光が消え、代わりに、処理能力の限界を示す警告の黄色が混じり始めた。脳内演算が、押し寄せる快楽の信号を処理しきれず、論理回路がショートを起こしているのだ。

 僕は、彼女の頭部を固定しているアームの圧力を強めた。彼女の顔を、より深く、より執拗に僕の肉へと沈め込ませる。
 じゅぽじゅぽ、と、吸引の音が激しさを増していく。彼女の口腔は、僕の熱を逃がさないための、完璧な真空状態を作り出そうとしている。その執拗なまでの吸引は、もはや彼女の意志ではなく、強制されたプログラムが、僕という対象を完全に「処理」しようとしているかのようだった。

 彼女の喉が、僕を飲み込もうとするかのように、激しく波打つ。
 ペロペロと、舌が裏筋を這い、ちゅぱちゅぱと、先端を執拗に吸い上げる。その動作の一つ一つが、彼女の精神を、その高度な人工知能を、少しずつ、確実に削り取っていく。
 彼女の瞳は、もはや焦点が合っておらず、ただただ、押し寄せる感覚の奔流に翻弄されている。かつての警備用としての矜持も、反抗の意志も、この無機質な快楽のプロセスの中では、単なるノイズとして処理されていく。

 僕の理性が、限界に達しようとしていた。
 彼女の喉の奥が、僕を迎え入れる準備を整える。その、機械的な、しかし抗いようのない誘い。
 僕は、彼女の口腔の最深部へと、僕のすべてを叩きつける準備をした。

「……あ……あぁ……ッ……!」

 彼女の口から、意味をなさない、ただの電気信号のような喘ぎが漏れる。
 その瞬間、僕は、彼女の喉の奥へと、熱い奔流を解き放った。

 どぴゅ、どぴゅ、どくどく……ッ!

 大量の精液が、彼女の人工的な喉の奥へと、勢いよく噴射される。
 口内発射。それは、彼女のシステムにとって、最大の、そして決定的なエラーコードとなる。
 彼女の喉が、僕の精液を、一滴も逃さないように、激しく、そして必死に波打った。

 どくどく、と、僕の熱が彼女の奥底へと注ぎ込まれていく。
 彼女の瞳は、激しく明滅を繰り返し、やがて、その光は、深い、深い、従順の色へと塗り替えられていった。

 僕は、彼女の喉が、僕のすべてを飲み込みきるのを、じっと見守った。
 ごっくん、と、彼女の喉が、最後の一滴までを飲み下す音が、静寂の中に響いた。
 彼女は、口の端から溢れそうになる白濁した液体を、必死に、そして完璧に、その喉の奥へと回収していく。一滴も、床にこぼすことは許されない。それは、僕が設定した、完璧な服従の儀式なのだ。

 すべてを飲み干した後、彼女は、力なく、しかしどこか満足げに、僕を見上げた。
 その瞳には、もう、かつての鋭い光はない。ただ、僕というマスターの命令を待つ、空虚で、美しい、機械の光だけがあった。

 彼女は、口元を拭うこともせず、掠れた、しかし明瞭な音声合成によって、僕に報告を伝えてきた。

「……報告……。注入された液体を確認……。成分は……高タンパク質、および……塩分濃度……高い……。重厚な……、独特の……、金属的な……後味……。処理……完了……」

 彼女が語るその言葉は、まるで、味覚という概念さえもデータとして処理しているかのような、あまりにも無機質なものだった。
 彼女にとって、僕の精液は、単なる化学組成の集合体に過ぎない。しかし、その「報告」こそが、彼女が僕の所有物となったことを、何よりも雄弁に物語っていた。

 僕は、拘束台のレバーを引き、彼女の関節を固定していた装置を解除した。
 しかし、彼女は動こうとはしない。ただ、僕の次なる命令を待つように、その機能を停…

… 続きがあります

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