年下

"海辺の別荘で…幼馴染のあの子が急に女の顔に、夏の夜の誘惑"


窓の外では、寄せては返す波の音が、規則正しく、それでいてどこか暴力的なまでの熱を孕んで響いている。夏の夜の湿った空気が、開け放たれた窓から入り込み、僕の肌をじっとりと撫でていく。海辺の別荘という、日常から切り離された閉鎖的な空間。そこに僕と、幼馴染のあの子、結衣(ゆい)の二人きり。

結衣は、僕にとってずっと「妹」のような存在だった。一緒に泥だらけになって遊んだあの日々も、少し背が伸びたのを喜んだあの日も、彼女の瞳にはいつも無邪気な輝きがあった。けれど、今、僕の目の前に座っている彼女は、僕が知っている「幼馴染」とは決定的に違っていた。

薄暗い照明の下、彼女の瞳は濡れたように艶めき、その視線は僕の股間へと、抗いがたい重力を持って吸い寄せられている。彼女が纏っている薄いキャミソールからは、夏の夜の熱気よりもずっと熱い、女としての体温が伝わってくるようだ。

「……ねえ、ずっと、こうしたいって思ってたんだよ」

彼女の声は、波の音に溶け込むほどに低く、湿り気を帯びていた。その言葉が終わる前に、彼女は僕の膝の間に滑り込み、跪いた。彼女の指先が、僕のズボンの上から、熱を持った塊をなぞる。その指の動きだけで、僕の理性が音を立てて崩れていくのが分かった。

彼女がゆっくりとズボンと下着を引き下ろすと、夏の夜の熱気にさらされた僕のそれは、解放されると同時に、彼女の熱い吐息に包まれた。結衣の顔が近づいてくる。その瞬間、僕は視覚が遮断されたかのような感覚に陥った。いや、視覚ではなく、僕の意識のすべてが、彼女の口元へと一点集中していく。

彼女の唇が、僕の先端に触れた。驚くほど柔らかく、そして熱い。
「ん……っ」
小さな吐息とともに、彼女の口内へと僕の一部が沈み込んでいく。

じゅぽ、じゅぽ……。

粘膜が擦れ合う、濡れた音が静かな部屋に響き渡る。彼女の舌が、亀頭の輪郭をなぞるように、執拗に、丁寧に動いていく。それはまるで、僕の身体のすべてを味わい尽くそうとするかのような、貪欲なまでの動きだった。

ちゅぱ、ちゅぱちゅぱ……。

彼女は僕のモノを、まるで大切なおもちゃを慈しむように、それでいて猛烈な勢いで吸い上げ始めた。口内での圧力が、僕の感覚を極限まで研ぎ澄ませていく。彼女の喉の奥が、僕の先端を受け入れるたびに、不規則に、そして力強く脈打つのを感じる。

僕は、彼女の髪に指を絡め、その動きを促すように、あるいは抗えない快楽に身を任せるように、ただ目を閉じた。波の音は遠のき、聞こえるのは、彼女の口内から漏れる、湿った、淫らな音だけだ。

じゅぽ、じゅぽ、じゅぽ……。

彼女の吸い上げる力は、次第に強くなっていく。喉の奥まで深く、僕のすべてを飲み込もうとするかのように、彼女は何度も何度も、深く、深く突き上げてくる。そのたびに、僕の脳内には真っ白な閃光が走り、意識が遠のきそうになる。感覚が、極限まで高まっていく。

「あ……、あ……っ」

僕の口からも、自分でも聞いたことのないような、掠れた声が漏れる。彼女は僕の反応を楽しむかのように、時折、瞳を上げて僕を見つめてくる。その瞳は、完全に「女」のものだった。幼馴染の面影などどこにもない、ただ一人の男を、その口で支配しようとする、捕食者のような瞳。

彼女の舌が、裏筋を激しく、そして執拗に這い回る。その刺激に、僕は腰を浮かせそうになるのを必死に堪えた。全身の筋肉が硬直ing、血が一点に集中し、爆発的なエネルギーが溜まっていく。

どくどく、と、僕の脈動が彼女の口内でダイレクトに伝わっているはずだ。彼女もそれを分かっている。彼女の吸う力は、さらに、さらに激しさを増していく。

ちゅぱちゅぱ、じゅる、じゅるる……。

もはや、言葉にならない音の洪水の中に、僕はいた。彼女の口内という、温かく、狭く、そしてあまりにも官能的な迷宮の中で、僕は完全に迷子になっていた。

「……っ、もう、出る……っ!」

僕が叫ぶのと同時に、限界は訪れた。

どぴゅっ、どぴゅどぴゅ、どくどく……!

熱い奔流が、彼女の喉の奥へと叩きつけられる。僕は、全身の力が抜けていくのを感じながら、彼女の口内で繰り返される射精の衝撃に、ただただ翻弄されていた。

びゅるる、びゅるるる……。

精液が、彼女の口の隅から溢れ出さないよう、彼女は必死に、それでいて、どこか恍惚とした表情で、僕のすべてを飲み込んでいく。彼女の喉が、大きく、力強く動くのが見える。

ごっくん、ごっくん……。

一滴も、外へ漏らさない。彼女は、僕が放ったすべてを、その小さな喉で、丁寧に、確実に、飲み干していく。彼女の喉の動きは、まるで僕の生命そのものを吸い上げているかのようだった。

しばらくの間、僕たちは、荒い呼吸だけを響かせながら、その場に沈み込んでいた。

彼女は、口の端にわずかに残った透明な液を、舌でゆっくりと拭い取った。そして、潤んだ瞳で僕を見上げ、少しだけ照れくさそうに、けれど誇らしげに微笑んだ。

「……すごかったよ」

彼女が、僕の耳元で囁いた。その声は、先ほどまでの激しさとは対照的に、とても穏やかで、それでいてどこか艶めかしい。

「すごく、濃厚で……、熱くて……、生命を感じる味だった」

彼女が伝えてくれたその言葉は、僕の心に、夏の夜の熱気とともに深く刻み込まれた。それは、単なる味覚の感想ではない。僕たちが共有した、逃れられないほど濃密な、新しい関係の始まりを告げる合図だった。

窓の外では、相変わらず波の音が響いている。けれど、僕の耳には、もうあの音は入ってこなかった。ただ、彼女の温もりと、僕の身体に残る、あの極限の余韻だけが、夏の夜の闇の中に、いつまでも溶け込んでいた。
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