西日に照らされた教室は、まるで時間が止まってしまったかのような錯覚を覚えるほど、静まり返っていた。窓の外からは遠くで運動部の掛け声が聞こえてくるが、この空間だけは、まるで真空の中に放り出されたかのように、外界の音を拒絶している。机の列が作り出す長い影が、オレンジ色の光に溶け込み、埃の粒子が静かに舞っている。
隣に座る彼女と、僕。
試験勉強という名目で集まったはずの僕たちの間には、教科書を開いたまま、言葉にできないほど濃密で、逃げ場のない緊張感が漂っていた。視線を合わせるのが怖くて、僕はわざとノートの端を見つめていたが、肌を刺すような彼女の視線を感じずにはいられない。ふとした瞬間に目が合った。その刹那、彼女の瞳の中に、僕と同じ、理性を焼き切ってしまうような暗い熱が宿っているのを、僕は見てしまったのだ。
誰にも見られていない。ここには、僕たち二人しかいない。
その確信が、僕の背中を突き動かした。どちらからともなく、吸い寄せられるように距離が縮まる。彼女の手が、震えながらも僕の膝の上に置かれた。その熱が、制服越しでも伝わってくる。僕は抗うことをやめた。いや、抗いたくなかった。抑えきれない衝動が、心臓の鼓動を激しく打ち鳴らし、全身の血流を加速させていく。
僕は椅子を後ろに引き、彼女を促すように促した。彼女は、少しだけ頬を赤らめながらも、迷いなく僕の前に跪いた。教室の床の冷たさと、彼女の体温のコントラストが、僕の感覚を鋭敏にする。彼女の指先が、僕のズボンのベルトに触れ、ゆっくりと、しかし確かな意志を持って解いていく。
遮断された世界。聞こえるのは、僕たちの荒い呼吸音と、衣類が擦れる微かな音だけだ。
彼女の唇が、僕の露わになった熱を捉えた。
「……っ」
熱い。あまりにも熱い。彼女の口内は、僕の想像を遥かに超える温度を持っていた。柔らかい粘膜が僕を包み込み、舌が、まるで探るように、あるいは愛撫するように、僕の先端を丁寧に這い回る。じゅぽじゅぽ、という湿った音が、静かな教室の中に響き渡る。その音が、かえって僕の羞恥心を煽り、同時に、抗いがたい快楽へと引きずり込んでいく。
彼女は、僕の視線を逃さぬように、上目遣いで僕を見つめながら、その技術を振るった。ちゅぱちゅぱ、と、吸い付くような音が、僕の意識を白濁させていく。彼女の口内は、まるで吸い込む力を増していくブラックホールのように、僕の存在そのものを飲み込もうとしているかのようだ。
舌の動きは、時に執拗に、時に優しく、僕の神経の一本一本を逆撫でする。ペロペロと、先端をなぞり、チロチロと、筋に沿って這い上がる。彼女の喉が、僕を受け入れるたびに大きく動き、その嚥下する動きが、視覚的にも僕を追い詰めていく。
感覚が、研ぎ澄まされていく。いや、研ぎ澄まされるというよりは、他の感覚がすべて削ぎ落とされ、僕の性器に集中する熱量だけが、脳を支配していく。彼女の口内から伝わる圧力、唾液の潤滑、そして、彼女の吐息の熱。それらすべてが、僕を極限の状態へと押し上げていく。
「あ、……っ、ああ……」
声にならない喘ぎが、僕の喉から漏れる。彼女の口は、ますます深く、激しく僕を求めてくる。じゅぽじゅぽ、ちゅぱちゅぱ、と、その音はもはや、僕の理性を破壊するリズムへと変わっていた。彼女の頬が凹み、口内が僕を締め付けるたびに、全身の筋肉が強張り、快楽の波が何度も押し寄せてくる。
もう、限界だった。
僕は彼女の髪を、無意識のうちに強く掴んでいた。視界が火花を散らし、全身の血が、一箇所へと集まっていく。逃げ場のない、爆発的な衝動。
「いく……っ!」
僕の叫びと同時に、熱い塊が、彼女の喉の奥へと突き立てられた。
どぴゅどぴゅ、どくどく、と、僕の生命が、彼女の口内へと激しく注ぎ込まれていく。彼女は、その衝撃をすべて受け止めるように、さらに深く、僕を飲み込もうとする。どぴゅる、びゅるる、と、精液が彼女の口内を埋め尽くしていく。
彼女は、一滴も逃がさないという執念を感じさせるほど、激しく、そして丁寧に、僕のすべてを吸い上げていった。
射精が終わっても、彼女はすぐには離れなかった。僕の熱が落ち着くまで、彼女は口を離さず、じっくりと、その余韻を味わうように、何度も何度も、口内を動かし続けていた。
やがて、彼女はゆっくりと顔を上げた。その口元には、僕の精液が、白く、粘り気のある糸を引いて残っている。彼女は、それをこぼさないように、まるで宝物を扱うかのように、丁寧に、舌を使って口の隅まで拭い去った。
そして、彼女は僕の目を見つめたまま、喉を大きく動かした。
ごっくん。
その、喉が鳴る音さえ、この静寂の中では、あまりにも鮮明に響いた。彼女は、僕の精液を、一滴も残さず、すべて飲み干したのだ。
彼女は、少しだけ乱れた呼吸を整えながら、僕の目を見つめて、小さく囁いた。
「……少し、しょっぱいけど、すごく濃厚……」
その言葉を聞いた瞬間、僕は、自分が彼女に、そしてこの密やかな行為に、完全に支配されてしまったことを悟った。
彼女は、口元を拭い、何事もなかったかのように、少しだけ乱れた制服を整える。窓の外の夕日は、すでに沈みかけ、教室は深い影に覆われ始めていた。
僕たちは、まだ、言葉を交わさない。ただ、この静かな教室の中で、共有された、誰にも言えない秘密の熱だけが、僕たちの間に、濃く、重く、漂い続けていた。
隣に座る彼女と、僕。
試験勉強という名目で集まったはずの僕たちの間には、教科書を開いたまま、言葉にできないほど濃密で、逃げ場のない緊張感が漂っていた。視線を合わせるのが怖くて、僕はわざとノートの端を見つめていたが、肌を刺すような彼女の視線を感じずにはいられない。ふとした瞬間に目が合った。その刹那、彼女の瞳の中に、僕と同じ、理性を焼き切ってしまうような暗い熱が宿っているのを、僕は見てしまったのだ。
誰にも見られていない。ここには、僕たち二人しかいない。
その確信が、僕の背中を突き動かした。どちらからともなく、吸い寄せられるように距離が縮まる。彼女の手が、震えながらも僕の膝の上に置かれた。その熱が、制服越しでも伝わってくる。僕は抗うことをやめた。いや、抗いたくなかった。抑えきれない衝動が、心臓の鼓動を激しく打ち鳴らし、全身の血流を加速させていく。
僕は椅子を後ろに引き、彼女を促すように促した。彼女は、少しだけ頬を赤らめながらも、迷いなく僕の前に跪いた。教室の床の冷たさと、彼女の体温のコントラストが、僕の感覚を鋭敏にする。彼女の指先が、僕のズボンのベルトに触れ、ゆっくりと、しかし確かな意志を持って解いていく。
遮断された世界。聞こえるのは、僕たちの荒い呼吸音と、衣類が擦れる微かな音だけだ。
彼女の唇が、僕の露わになった熱を捉えた。
「……っ」
熱い。あまりにも熱い。彼女の口内は、僕の想像を遥かに超える温度を持っていた。柔らかい粘膜が僕を包み込み、舌が、まるで探るように、あるいは愛撫するように、僕の先端を丁寧に這い回る。じゅぽじゅぽ、という湿った音が、静かな教室の中に響き渡る。その音が、かえって僕の羞恥心を煽り、同時に、抗いがたい快楽へと引きずり込んでいく。
彼女は、僕の視線を逃さぬように、上目遣いで僕を見つめながら、その技術を振るった。ちゅぱちゅぱ、と、吸い付くような音が、僕の意識を白濁させていく。彼女の口内は、まるで吸い込む力を増していくブラックホールのように、僕の存在そのものを飲み込もうとしているかのようだ。
舌の動きは、時に執拗に、時に優しく、僕の神経の一本一本を逆撫でする。ペロペロと、先端をなぞり、チロチロと、筋に沿って這い上がる。彼女の喉が、僕を受け入れるたびに大きく動き、その嚥下する動きが、視覚的にも僕を追い詰めていく。
感覚が、研ぎ澄まされていく。いや、研ぎ澄まされるというよりは、他の感覚がすべて削ぎ落とされ、僕の性器に集中する熱量だけが、脳を支配していく。彼女の口内から伝わる圧力、唾液の潤滑、そして、彼女の吐息の熱。それらすべてが、僕を極限の状態へと押し上げていく。
「あ、……っ、ああ……」
声にならない喘ぎが、僕の喉から漏れる。彼女の口は、ますます深く、激しく僕を求めてくる。じゅぽじゅぽ、ちゅぱちゅぱ、と、その音はもはや、僕の理性を破壊するリズムへと変わっていた。彼女の頬が凹み、口内が僕を締め付けるたびに、全身の筋肉が強張り、快楽の波が何度も押し寄せてくる。
もう、限界だった。
僕は彼女の髪を、無意識のうちに強く掴んでいた。視界が火花を散らし、全身の血が、一箇所へと集まっていく。逃げ場のない、爆発的な衝動。
「いく……っ!」
僕の叫びと同時に、熱い塊が、彼女の喉の奥へと突き立てられた。
どぴゅどぴゅ、どくどく、と、僕の生命が、彼女の口内へと激しく注ぎ込まれていく。彼女は、その衝撃をすべて受け止めるように、さらに深く、僕を飲み込もうとする。どぴゅる、びゅるる、と、精液が彼女の口内を埋め尽くしていく。
彼女は、一滴も逃がさないという執念を感じさせるほど、激しく、そして丁寧に、僕のすべてを吸い上げていった。
射精が終わっても、彼女はすぐには離れなかった。僕の熱が落ち着くまで、彼女は口を離さず、じっくりと、その余韻を味わうように、何度も何度も、口内を動かし続けていた。
やがて、彼女はゆっくりと顔を上げた。その口元には、僕の精液が、白く、粘り気のある糸を引いて残っている。彼女は、それをこぼさないように、まるで宝物を扱うかのように、丁寧に、舌を使って口の隅まで拭い去った。
そして、彼女は僕の目を見つめたまま、喉を大きく動かした。
ごっくん。
その、喉が鳴る音さえ、この静寂の中では、あまりにも鮮明に響いた。彼女は、僕の精液を、一滴も残さず、すべて飲み干したのだ。
彼女は、少しだけ乱れた呼吸を整えながら、僕の目を見つめて、小さく囁いた。
「……少し、しょっぱいけど、すごく濃厚……」
その言葉を聞いた瞬間、僕は、自分が彼女に、そしてこの密やかな行為に、完全に支配されてしまったことを悟った。
彼女は、口元を拭い、何事もなかったかのように、少しだけ乱れた制服を整える。窓の外の夕日は、すでに沈みかけ、教室は深い影に覆われ始めていた。
僕たちは、まだ、言葉を交わさない。ただ、この静かな教室の中で、共有された、誰にも言えない秘密の熱だけが、僕たちの間に、濃く、重く、漂い続けていた。
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