衣料品店の喧騒が、薄い布一枚を隔てた向こう側で絶え間なく響いている。ハンガーがカチャリと鳴る音、店員の足音、そして他の客が試着を終えて去っていく気配。そのすべてが、この狭く、閉鎖的な試着室の中にいる私の鼓動を、いっそう激しく、鋭くさせていた。
私は今、この薄いカーテン一枚に守られているだけの、あまりにも無防備な場所にいる。カーテンの隙間から、外の世界の光がわずかに漏れ込んでいる。もし、誰かがふとした拍子にカーテンを跳ね上げたら。もし、この薄い布の向こう側にいる誰かが、私の姿を覗き込んでしまったら。その想像をするだけで、背筋に冷たい震えが走り、同時に、下腹部の奥が熱く疼くのを感じる。
私は、ナースとしての清潔なイメージを脱ぎ捨てるように、ゆっくりと服を解いていった。まずは上着を。ボタンを一つずつ外していく指先が、緊張で微かに震えている。布地が肌を滑り落ちる感触が、妙に生々しく、敏感になった肌に伝わってくる。次にスカートを。足首まで滑り落ちた布が、床に重たく沈む音さえ、この密室では爆音のように響く。
今、私はほとんど、何も身に纏っていない。肌を刺すような空気の冷たさと、それとは対照的な、内側から込み上げるような熱。カーテンの向こう側に誰かがいる。その気配を感じるだけで、私は自分が、誰かに見られている、あるいは見られるかもしれないという極限の状況に置かれていることを痛感する。
そして、目の前には、この密室に忍び込んだ、一人の男がいた。
狭い試着室の中で、彼の存在感はあまりにも大きく、圧倒的だ。彼の荒い呼吸が、私の頬を撫でる。私は、彼が今、何を求めているのかを、言葉を交わさずとも理解していた。このスリルと、隠れ家のような閉鎖空間での背徳感。それが、私たちの欲望を、これ以上ないほどに加速させている。
私は膝をつき、彼の前に跪いた。視界に入るのは、逞しく、熱を帯びた彼の象徴だ。私は、震える手でそれを包み込み、ゆっくりと口へと運んでいく。
「ちゅぱ、ちゅぱ……」
唇を寄せ、先端を舌で転がす。熱い。驚くほどに熱い。口腔を満たす彼の質量に、本能的な恐怖と、それ以上の歓喜が混ざり合う。
「じゅぽ、じゅぽ……っ、んぅ……」
深く、深く、喉の奥まで彼を迎え入れる。喉の筋肉が、彼の硬い感触を必死に受け止めようと蠢く。カーテンの向こう側で、誰かが通り過ぎる気配がした。私は思わず息を止める。心臓が、耳元でうるさいほどに脈打っている。見られたかもしれない。いや、見られているのかもしれない。その恐怖が、私の喉をさらに熱くさせ、より深く、より貪欲に彼を求めるように突き動かす。
「ちゅぱちゅぱ、じゅぷ、じゅるる……」
音を立てるたびに、自分の浅ましい姿が浮かんでは消える。ナースという、清潔で、規律正しいはずの私が、今、試着室という公共の場の一角で、一人の男の欲望を口だけで受け止めている。その背徳感が、脳を痺れさせるような快楽へと変貌していく。
舌の腹で、血管の浮き出た筋をなぞり、亀頭の周囲を丁寧に、執拗に絡め取る。彼の呼吸が、さらに荒くなっていくのがわかる。私の口内は、彼の熱と、溢れ出そうとする欲望で満たされていく。
「んんっ……、んぐ、じゅぽぉ……!」
限界が近い。彼が腰を突き出し、私の口内を、より強く、より深く突いてくる。私は逃げることなく、むしろ彼を飲み込もうとするかのように、顔を埋めていく。
「どぴゅっ、どぴゅどぴゅ……っ!」
熱い塊が、勢いよく私の喉の奥へと叩きつけられた。
「んぐっ、んんぅぅ……っ!」
口内に溢れ出す、濃厚で、重たい、熱い液体。それは私の喉を、食道を、激しく突き抜けていく。私は、その一滴も逃さないように、必死に舌を使い、喉を動かして、彼から放たれるすべてを吸い上げていく。
「ごっくん、ごくん……っ」
喉を鳴らして、すべてを飲み干す。口の端から溢れそうになるのを、必死に食い止める。口の中に残る、独特の、重厚な感触。それは、彼が私に刻み込んだ、消えない痕跡のようだった。
すべてを出し切った後の、静寂。
カーテンの向こうでは、相変わらず日常の音が流れている。しかし、この狭い空間だけは、時間が止まったかのように、濃密で、重たい空気が漂っていた。
私は、口元を拭い、少しだけ乱れた呼吸を整える。口の中に残る、あの熱く、粘り気のある感触を、私はまだ、確かに感じていた。この試着室を出た後、私はまた、いつもの「ナース」に戻る。けれど、このカーテン一枚を隔てた向こう側で、私は、誰にも言えない、けれど、誰かに見られていたかもしれない、この熱い記憶を、永遠に抱き続けていくのだ。
私は今、この薄いカーテン一枚に守られているだけの、あまりにも無防備な場所にいる。カーテンの隙間から、外の世界の光がわずかに漏れ込んでいる。もし、誰かがふとした拍子にカーテンを跳ね上げたら。もし、この薄い布の向こう側にいる誰かが、私の姿を覗き込んでしまったら。その想像をするだけで、背筋に冷たい震えが走り、同時に、下腹部の奥が熱く疼くのを感じる。
私は、ナースとしての清潔なイメージを脱ぎ捨てるように、ゆっくりと服を解いていった。まずは上着を。ボタンを一つずつ外していく指先が、緊張で微かに震えている。布地が肌を滑り落ちる感触が、妙に生々しく、敏感になった肌に伝わってくる。次にスカートを。足首まで滑り落ちた布が、床に重たく沈む音さえ、この密室では爆音のように響く。
今、私はほとんど、何も身に纏っていない。肌を刺すような空気の冷たさと、それとは対照的な、内側から込み上げるような熱。カーテンの向こう側に誰かがいる。その気配を感じるだけで、私は自分が、誰かに見られている、あるいは見られるかもしれないという極限の状況に置かれていることを痛感する。
そして、目の前には、この密室に忍び込んだ、一人の男がいた。
狭い試着室の中で、彼の存在感はあまりにも大きく、圧倒的だ。彼の荒い呼吸が、私の頬を撫でる。私は、彼が今、何を求めているのかを、言葉を交わさずとも理解していた。このスリルと、隠れ家のような閉鎖空間での背徳感。それが、私たちの欲望を、これ以上ないほどに加速させている。
私は膝をつき、彼の前に跪いた。視界に入るのは、逞しく、熱を帯びた彼の象徴だ。私は、震える手でそれを包み込み、ゆっくりと口へと運んでいく。
「ちゅぱ、ちゅぱ……」
唇を寄せ、先端を舌で転がす。熱い。驚くほどに熱い。口腔を満たす彼の質量に、本能的な恐怖と、それ以上の歓喜が混ざり合う。
「じゅぽ、じゅぽ……っ、んぅ……」
深く、深く、喉の奥まで彼を迎え入れる。喉の筋肉が、彼の硬い感触を必死に受け止めようと蠢く。カーテンの向こう側で、誰かが通り過ぎる気配がした。私は思わず息を止める。心臓が、耳元でうるさいほどに脈打っている。見られたかもしれない。いや、見られているのかもしれない。その恐怖が、私の喉をさらに熱くさせ、より深く、より貪欲に彼を求めるように突き動かす。
「ちゅぱちゅぱ、じゅぷ、じゅるる……」
音を立てるたびに、自分の浅ましい姿が浮かんでは消える。ナースという、清潔で、規律正しいはずの私が、今、試着室という公共の場の一角で、一人の男の欲望を口だけで受け止めている。その背徳感が、脳を痺れさせるような快楽へと変貌していく。
舌の腹で、血管の浮き出た筋をなぞり、亀頭の周囲を丁寧に、執拗に絡め取る。彼の呼吸が、さらに荒くなっていくのがわかる。私の口内は、彼の熱と、溢れ出そうとする欲望で満たされていく。
「んんっ……、んぐ、じゅぽぉ……!」
限界が近い。彼が腰を突き出し、私の口内を、より強く、より深く突いてくる。私は逃げることなく、むしろ彼を飲み込もうとするかのように、顔を埋めていく。
「どぴゅっ、どぴゅどぴゅ……っ!」
熱い塊が、勢いよく私の喉の奥へと叩きつけられた。
「んぐっ、んんぅぅ……っ!」
口内に溢れ出す、濃厚で、重たい、熱い液体。それは私の喉を、食道を、激しく突き抜けていく。私は、その一滴も逃さないように、必死に舌を使い、喉を動かして、彼から放たれるすべてを吸い上げていく。
「ごっくん、ごくん……っ」
喉を鳴らして、すべてを飲み干す。口の端から溢れそうになるのを、必死に食い止める。口の中に残る、独特の、重厚な感触。それは、彼が私に刻み込んだ、消えない痕跡のようだった。
すべてを出し切った後の、静寂。
カーテンの向こうでは、相変わらず日常の音が流れている。しかし、この狭い空間だけは、時間が止まったかのように、濃密で、重たい空気が漂っていた。
私は、口元を拭い、少しだけ乱れた呼吸を整える。口の中に残る、あの熱く、粘り気のある感触を、私はまだ、確かに感じていた。この試着室を出た後、私はまた、いつもの「ナース」に戻る。けれど、このカーテン一枚を隔てた向こう側で、私は、誰にも言えない、けれど、誰かに見られていたかもしれない、この熱い記憶を、永遠に抱き続けていくのだ。
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