大学の図書館、その最上階にある閲覧室は、いつも重苦しいほどの静寂に包まれている。古い紙の匂いと、微かな埃が舞う空気。そこにあるのは、知識を吸収しようとする学生たちの、研ぎ澄まされた、しかしどこか退屈な集中力だけだ。僕もその一人として、分厚い専門書と格闘していた。しかし、その日の静寂は、僕の意識を別の場所へと引きずり込んでいくことになる。
ふとした拍子に、視線が本棚の隙間に吸い寄せられた。背表紙が並ぶ、わずかな隙間。そこから、隣の書架の向こう側が見える。本来なら、ただの暗い空間が広がっているはずの場所だった。けれど、そこには、この神聖なまでの静寂にそぐわない、あまりにも淫らな光景が潜んでいた。
隙間の向こう、本棚の影に隠れるようにして、一組の男女がいた。男は椅子に深く腰掛け、腿を大きく開いている。そしてその股間には、一人の女性が跪いていた。彼女の頭が、規則的なリズムで上下している。
――ちゅぱ、ちゅぱ……。
静寂が支配する閲覧室において、その音は、まるで鼓膜に直接叩きつけられるような、暴力的なまでの存在感を放っていた。周囲の学生たちは、誰も気づいていない。誰も、この数メートルの向こう側で、禁忌の儀式が行われていることなど知らない。その事実が、僕の心臓を激しく打ち鳴らした。
隙間から覗く視界には、彼女の艶やかな黒髪と、白く細い指先が、男の太腿を強く掴んでいるのが見えた。そして、彼女の口内へと深く沈み込んでいく、男の猛々しい肉棒。彼女は、まるでその一点のみに全神経を集中させているかのように、一心不乱に、熱心に、男のそれを奉仕していた。
じゅぽ、じゅぽ……。
湿った、粘り気のある音が、静寂を切り裂いて僕の耳に届く。彼女の唇が、男の亀頭を包み込み、舌がその敏感な溝を執拗に這い回る様子が、隙間越しに鮮明に映し出された。彼女の頬は、吸い上げる動作に合わせて、不自然なほどに凹み、膨らんでいる。その視覚的な背徳感に、僕は息をすることさえ忘れてしまった。
もし、今ここで僕が声を上げたら。あるいは、誰かが彼女たちに気づいたら。この静寂は、一瞬にして崩壊し、僕の視線もまた、この破廉恥な光景の一部として裁かれることになるだろう。その恐怖が、僕の背筋を駆け抜ける。しかし、恐怖を感じれば感じるほど、僕の視線は、その隙間から離れることができなくなっていた。
男の呼吸が、次第に荒くなっていくのが分かった。彼は、彼女の髪を乱暴に掴み、さらに深く、喉の奥まで突き入れるようにして、彼女の口へと己を押し付けている。彼女は、苦しげに喉を鳴らしながらも、決して拒むことはなかった。むしろ、その苦痛さえも快楽へと変換しているかのように、さらに激しく、より深く、おしゃぶりするように、その熱い塊を求めていた。
ちゅぱちゅぱ、じゅるる……。
音はさらに激しさを増していく。彼女の口の端からは、溢れ出した唾液が糸を引いて滴り落ち、男の太腿を濡らしている。その光景は、あまりにも原始的で、あまりにも剥き出しの欲望に満ちていた。図書館という、秩序と理性が支配する場所で、これほどまでに無秩序な、獣のような行為が行われている。そのギャップが、僕の脳内を麻痺させていく。
やがて、男の体が強張った。彼は、逃げ場のない快楽に抗うように、椅子の肘掛けを強く握りしめた。彼の腰が、わずかに、しかし力強く跳ね上がる。
「……っ、あ……」
男が、掠れた声を漏らした。それは、周囲に響き渡るほどではないが、静寂の中では、まるで雷鳴のように響いた。僕は思わず、自分の呼吸を止めた。
直後、決壊が訪れた。
どぴゅ、どぴゅどぴゅっ!
男の猛々しい肉棒から、白濁した精液が、勢いよく彼女の口内へと噴射された。彼女の喉が、その衝撃を受け止めるように大きく上下する。彼女は、溢れ出そうになるその白濁液を、一滴も逃さないように、必死に口を閉ざし、喉を鳴らして飲み込んでいた。
どくどく、と、男の身体から生命の奔流が放たれるたびに、彼女の喉が、ごくん、ごくん、と、力強く、そして貪欲にそれを飲み込んでいく。彼女の瞳は、快楽と執着に濁り、男の放出を全身で受け止めていた。
彼女は、ただ飲み込むだけではなかった。射精が終わった後も、彼女は口を離そうとはせず、残った一滴のザーメンさえも、口内を掃除するように、じゅぽじゅぽと、執拗に吸い上げていた。まるで、その中にあるすべてを、自分の血肉に変えてしまおうとするかのような、凄まじいまでの執着。
最後の一滴まで、彼女は、そのおちんぽミルクを、喉の奥へと吸い尽くした。口の端に残ったわずかな白濁も、彼女は舌を使って丁寧に拭い取り、まるで最初から何もなかったかのように、男の肉棒を最後の一回、優しく、しかし深く、舐め上げた。
男は、荒い息をつきながら、解放感に満ちた表情で天井を見上げていた。一方の彼女は、乱れた髪を整えながら、静かに、しかしどこか満足げな表情で、男の股間から離れた。
僕は、震える手で本を握りしめ、視線を本棚へと戻した。心臓の鼓動が、耳の奥でうるさく鳴り響いている。視界の端では、まだ、あの白濁した液体が彼女の喉を通り過ぎていく光景が、焼き付いて離れなかった。
図書館の静寂は、以前と変わらずそこにある。しかし、僕にとって、この場所はもう、かつてのような静かな学び舎ではない。本棚の隙間には、まだ、あの熱い吐息と、湿った音が、澱のように沈殿している。僕は、自分が覗き見てしまった、あの禁断の、そしてあまりにも美しい背徳の光景を、一生忘れることはできないだろう。
ふとした拍子に、視線が本棚の隙間に吸い寄せられた。背表紙が並ぶ、わずかな隙間。そこから、隣の書架の向こう側が見える。本来なら、ただの暗い空間が広がっているはずの場所だった。けれど、そこには、この神聖なまでの静寂にそぐわない、あまりにも淫らな光景が潜んでいた。
隙間の向こう、本棚の影に隠れるようにして、一組の男女がいた。男は椅子に深く腰掛け、腿を大きく開いている。そしてその股間には、一人の女性が跪いていた。彼女の頭が、規則的なリズムで上下している。
――ちゅぱ、ちゅぱ……。
静寂が支配する閲覧室において、その音は、まるで鼓膜に直接叩きつけられるような、暴力的なまでの存在感を放っていた。周囲の学生たちは、誰も気づいていない。誰も、この数メートルの向こう側で、禁忌の儀式が行われていることなど知らない。その事実が、僕の心臓を激しく打ち鳴らした。
隙間から覗く視界には、彼女の艶やかな黒髪と、白く細い指先が、男の太腿を強く掴んでいるのが見えた。そして、彼女の口内へと深く沈み込んでいく、男の猛々しい肉棒。彼女は、まるでその一点のみに全神経を集中させているかのように、一心不乱に、熱心に、男のそれを奉仕していた。
じゅぽ、じゅぽ……。
湿った、粘り気のある音が、静寂を切り裂いて僕の耳に届く。彼女の唇が、男の亀頭を包み込み、舌がその敏感な溝を執拗に這い回る様子が、隙間越しに鮮明に映し出された。彼女の頬は、吸い上げる動作に合わせて、不自然なほどに凹み、膨らんでいる。その視覚的な背徳感に、僕は息をすることさえ忘れてしまった。
もし、今ここで僕が声を上げたら。あるいは、誰かが彼女たちに気づいたら。この静寂は、一瞬にして崩壊し、僕の視線もまた、この破廉恥な光景の一部として裁かれることになるだろう。その恐怖が、僕の背筋を駆け抜ける。しかし、恐怖を感じれば感じるほど、僕の視線は、その隙間から離れることができなくなっていた。
男の呼吸が、次第に荒くなっていくのが分かった。彼は、彼女の髪を乱暴に掴み、さらに深く、喉の奥まで突き入れるようにして、彼女の口へと己を押し付けている。彼女は、苦しげに喉を鳴らしながらも、決して拒むことはなかった。むしろ、その苦痛さえも快楽へと変換しているかのように、さらに激しく、より深く、おしゃぶりするように、その熱い塊を求めていた。
ちゅぱちゅぱ、じゅるる……。
音はさらに激しさを増していく。彼女の口の端からは、溢れ出した唾液が糸を引いて滴り落ち、男の太腿を濡らしている。その光景は、あまりにも原始的で、あまりにも剥き出しの欲望に満ちていた。図書館という、秩序と理性が支配する場所で、これほどまでに無秩序な、獣のような行為が行われている。そのギャップが、僕の脳内を麻痺させていく。
やがて、男の体が強張った。彼は、逃げ場のない快楽に抗うように、椅子の肘掛けを強く握りしめた。彼の腰が、わずかに、しかし力強く跳ね上がる。
「……っ、あ……」
男が、掠れた声を漏らした。それは、周囲に響き渡るほどではないが、静寂の中では、まるで雷鳴のように響いた。僕は思わず、自分の呼吸を止めた。
直後、決壊が訪れた。
どぴゅ、どぴゅどぴゅっ!
男の猛々しい肉棒から、白濁した精液が、勢いよく彼女の口内へと噴射された。彼女の喉が、その衝撃を受け止めるように大きく上下する。彼女は、溢れ出そうになるその白濁液を、一滴も逃さないように、必死に口を閉ざし、喉を鳴らして飲み込んでいた。
どくどく、と、男の身体から生命の奔流が放たれるたびに、彼女の喉が、ごくん、ごくん、と、力強く、そして貪欲にそれを飲み込んでいく。彼女の瞳は、快楽と執着に濁り、男の放出を全身で受け止めていた。
彼女は、ただ飲み込むだけではなかった。射精が終わった後も、彼女は口を離そうとはせず、残った一滴のザーメンさえも、口内を掃除するように、じゅぽじゅぽと、執拗に吸い上げていた。まるで、その中にあるすべてを、自分の血肉に変えてしまおうとするかのような、凄まじいまでの執着。
最後の一滴まで、彼女は、そのおちんぽミルクを、喉の奥へと吸い尽くした。口の端に残ったわずかな白濁も、彼女は舌を使って丁寧に拭い取り、まるで最初から何もなかったかのように、男の肉棒を最後の一回、優しく、しかし深く、舐め上げた。
男は、荒い息をつきながら、解放感に満ちた表情で天井を見上げていた。一方の彼女は、乱れた髪を整えながら、静かに、しかしどこか満足げな表情で、男の股間から離れた。
僕は、震える手で本を握りしめ、視線を本棚へと戻した。心臓の鼓動が、耳の奥でうるさく鳴り響いている。視界の端では、まだ、あの白濁した液体が彼女の喉を通り過ぎていく光景が、焼き付いて離れなかった。
図書館の静寂は、以前と変わらずそこにある。しかし、僕にとって、この場所はもう、かつてのような静かな学び舎ではない。本棚の隙間には、まだ、あの熱い吐息と、湿った音が、澱のように沈殿している。僕は、自分が覗き見てしまった、あの禁断の、そしてあまりにも美しい背徳の光景を、一生忘れることはできないだろう。
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