体験談(男の子)

仕事のパートナーとの境界線、オフィスでの密やかな奉仕


 彼女は立ち上がり、スカートの皺を伸ばし、再び完璧なプロフェッショナルの姿に戻った。

「では、続きの打ち合わせを始めましょうか」

 彼女の声は、先ほどまでの熱を帯びたものとは打って変わり、極めて冷静で、凛としている。
 僕は、まだ下半身に残る熱い余韻と、喉の奥に響く彼女の嚥下音を思い出しながら、震える手でネクタイを締め直し、彼女の隣に座った。

 窓の外では、相変わらず都会の時間が流れている。しかし、この会議室の空気だけは、僕たち二人だけの、秘密の、そして背徳的な熱を孕んだまま、静かに、重く、停滞していた。
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