あの夏の日の、焼け付くような日差しと、アスファルトから立ち上る陽炎の匂いは、今でも鮮明に思い出せる。私は当時、近くの工事現場の事務作業を手伝っていた。コンクリートの匂いと、重機の唸るような音が絶え間なく響く、騒々しくて埃っぽい場所。そんな場所で、私はある一人の作業員の人に目を奪われていた。
彼は、他の作業員たちとは明らかに違う空気を纏っていた。日焼けした褐色の肌は、汗で常に光を反射し、作業着越しでもわかるほど逞しい筋肉が、動くたびに浮き彫りになる。荒々しく、どこか野性味を感じさせるその佇まいに、私はいつの間にか、抗いがたい性的な衝動を抱くようになっていた。
その日は、記録的な猛暑だった。休憩時間になり、現場の男たちが一斉に汗を拭いながら、トラックの周りに集まっていた。私も、喉の渇きを癒そうと、彼が停めていた大型トラックのそばを通りかかった。その時、彼と目が合った。鋭い眼差しが、私の体の中を射抜くように突き刺さる。
「おい、ちょっと来い」
低く、命令するような声。彼は私の腕を強引に掴むと、そのままトラックの荷台へと私を促した。断る間もなかった。彼の力強い腕に引かれ、私は暗く、狭い荷台の空間へと引きずり込まれた。荷台の中は、外の熱気とは対照的に、油の匂いと、男たちの汗が混じり合った、重苦しくも濃厚な熱気に包まれていた。
「こんなところで、何をするつもりなの……?」
彼は、他の作業員たちとは明らかに違う空気を纏っていた。日焼けした褐色の肌は、汗で常に光を反射し、作業着越しでもわかるほど逞しい筋肉が、動くたびに浮き彫りになる。荒々しく、どこか野性味を感じさせるその佇まいに、私はいつの間にか、抗いがたい性的な衝動を抱くようになっていた。
その日は、記録的な猛暑だった。休憩時間になり、現場の男たちが一斉に汗を拭いながら、トラックの周りに集まっていた。私も、喉の渇きを癒そうと、彼が停めていた大型トラックのそばを通りかかった。その時、彼と目が合った。鋭い眼差しが、私の体の中を射抜くように突き刺さる。
「おい、ちょっと来い」
低く、命令するような声。彼は私の腕を強引に掴むと、そのままトラックの荷台へと私を促した。断る間もなかった。彼の力強い腕に引かれ、私は暗く、狭い荷台の空間へと引きずり込まれた。荷台の中は、外の熱気とは対照的に、油の匂いと、男たちの汗が混じり合った、重苦しくも濃厚な熱気に包まれていた。
「こんなところで、何をするつもりなの……?」
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