仕事が終わり、深夜のオフィスビル。静まり返ったフロアを抜け、私は一人で非常階段へと向かっていた。深夜のビルは独特の静寂に包まれていて、自分の足音だけがコンクリートに響く。その静けさが、かえって私の神経を過敏にさせていた。
非常階段の重い鉄の扉を開けた瞬間、暗がりの踊り場に、誰かの気配を感じて心臓が跳ね上がった。
「……こんな時間に、何してるんですか?」
低く、威圧感のある声。街灯の光も届かない暗がりから現れたのは、このビルの警備員さんだった。制服に身を包んだ彼の体格は、想像していたよりもずっとがっしりとしていて、暗闇の中でもその存在感が圧倒的だった。
「あ、すみません、少し風に当たりたくて……」
私が慌てて言い訳をしようとしたとき、彼の強い手が私の手首を掴んだ。その手の熱さに、恐怖とは別の、抗えない震えが全身を駆け巡る。
「ここ、見つかったら大変なことになりますよ。……でも、俺も我慢できない」
彼の瞳が、暗闇の中でギラリと光った。それは、いつもの事務的な警備員の目ではなく、一人の男としての剥き出しの欲望だった。見つかるかもしれない。誰かが階段を降りてくるかもしれない。その恐怖が、私の下腹部を熱く疼かせた。
非常階段の重い鉄の扉を開けた瞬間、暗がりの踊り場に、誰かの気配を感じて心臓が跳ね上がった。
「……こんな時間に、何してるんですか?」
低く、威圧感のある声。街灯の光も届かない暗がりから現れたのは、このビルの警備員さんだった。制服に身を包んだ彼の体格は、想像していたよりもずっとがっしりとしていて、暗闇の中でもその存在感が圧倒的だった。
「あ、すみません、少し風に当たりたくて……」
私が慌てて言い訳をしようとしたとき、彼の強い手が私の手首を掴んだ。その手の熱さに、恐怖とは別の、抗えない震えが全身を駆け巡る。
「ここ、見つかったら大変なことになりますよ。……でも、俺も我慢できない」
彼の瞳が、暗闇の中でギラリと光った。それは、いつもの事務的な警備員の目ではなく、一人の男としての剥き出しの欲望だった。見つかるかもしれない。誰かが階段を降りてくるかもしれない。その恐怖が、私の下腹部を熱く疼かせた。
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