体験談(女の子)

息をのむほど熱い吐息と、甘い絶望の味


初めてのフェラチオは、大学のサークル合宿でのこと。それまで男の子と手を繋いだことすらまともにない、ごく普通の私だった。サークルは夏山登山部。昼は汗まみれで山を登り、夜は宿舎の共同シャワーで汚れを洗い流し、食堂で騒ぎ合う。そんな、どこか青春ってやつが似合う、活発な部活だった。

合宿の二日目の夜。男女混合で肝試し大会が行われた。懐中電灯一つで照らされる暗い廊下、突然響く音、そして、誰もが期待する、あるいは恐れる「お化け」の出現。私は怖くて、グループの最後尾をトコトコと歩いていた。

その時、背後から低い声が聞こえた。「ねえ、怖い?」

振り返ると、そこに立っていたのは、サークルのエース、高橋君だった。彼は登山部のなかでも飛び抜けて運動神経が良く、頼りがいのある、ちょっと影のある男の子。いつもはクールで、滅多に感情を表に出さない彼が、私に話しかけてきたのだから、驚きで心臓がバクバクした。

「う、うん…ちょっと…」

「じゃあ、僕が守ってあげるよ」

彼はそう言って、私の手を握った。その瞬間、手のひらの熱が伝わり、全身にゾクッとした。それからというもの、彼は私の隣を歩き、時折、肩を軽く叩いてくれた。おかげで、肝試しは、それほど怖くなかった。

肝試しが終わった後、皆で食堂に戻り、夜食を食べた。私は、高橋君と隣り合わせになることが多かった。彼は黙々とラーメンを食べながら、時折、私に話しかけてきた。内容は、他愛のないものばかり。好きな山のこと、最近読んだ本のこと、飼っている犬のこと。それでも、彼の声を聞いているだけで、私は幸せだった。

夜食を食べ終わった頃、彼は突然、私に言った。「ねえ、ちょっといいかな? 一人で話したいことがあるんだ」

私はドキドキしながら頷いた。彼は私を食堂から連れ出し、誰もいない裏庭へと向かった。裏庭は、夜の闇に包まれ、虫の音が響いていた。

「あのさ…」

彼は少し躊躇しながら、口を開いた。「実は、君のこと、ずっと前から好きだったんだ」

その言葉を聞いた瞬間、私は息をのんだ。まさか、彼が私を好きだなんて、夢にも思っていなかったからだ。

「え…?」

「初めて会った時から、君の笑顔が、僕の心を惹きつけて離さなかったんだ。最初は、ただの憧れだったんだけど、一緒に山を登ったり、話したりするうちに、どんどん好きになっていった。ごめん、急に言って、驚かせちゃったかな?」

私は何も言えなかった。ただ、彼の瞳を見つめ返すことしかできなかった。彼の瞳は、真剣そのもので、私の気持ちを確かめるように、じっと見つめていた。

沈黙が続いた後、彼はゆっくりと近づいてきた。そして、私の頬にそっと触れた。

「いいかな…?」

彼はそう囁き、私の唇にキスをした。それは、優しく、甘い、初めてのキスだった。私は彼の腕に抱きしめられ、彼の温もりを感じながら、キスに応えた。

キスが終わった後、彼は私の目をじっと見つめ、言った。「君と、もっと親密になりたい…」

その言葉を聞いた瞬間、私は自分の体が熱くなるのを感じた。彼はゆっくりと私の服のボタンを外し始めた。私は抵抗することもせず、ただ、彼の愛撫を受け入れた。

そして、私たちは、誰もいない裏庭で、初めての性交渉を持った。

その夜、私は高橋君に、全てを捧げた。彼の熱い眼差し、力強い腕、そして、私を愛してくれる温かい心。それら全てが、私を陶酔の世界へと導いた。

そして、彼は私に、フェラチオを求めた。

正直に言えば、私は今まで、フェラチオというものを、殆ど知らなかった。雑誌で読んだことがある程度で、実際に経験したことなど、一度もなかった。

「嫌なら、しなくてもいいんだよ」

彼は私の顔を見て、そう言った。

「う、うん…いいよ」

私は少し緊張しながら、頷いた。

彼は私を寝かせ、自分の下へと招き入れた。私は、彼の股間に顔を近づけた。それは、私にとって、初めての体験だった。

最初は、何も分からなかった。ただ、彼の熱い鼓動が、私の耳に響いていた。

「もっと、上の方を舐めてみて」

彼はそう言った。

私は、彼の指示に従い、ゆっくりと上の方を舐め始めた。すると、彼の体が震え始めた。

「あ…ああ…」

彼は、甘い呻き声を上げた。

私は、彼の声に導かれるように、激しく舐め始めた。彼のものは、熱く、硬く、私の口の中に吸い込まれていく。

私は、彼のものを、ありったけの愛情を込めて、舐め続けた。

彼のものは、私の口の中で、どんどんと膨らんでいく。私は、彼のものを、深く吸い込み、味わった。

彼のものは、独特の味がした。それは、苦く、生臭い、今まで味わったことのない味だった。

でも、なぜか、その味が、私を魅了した。

私は、彼のものを、貪るように舐め続けた。

すると、彼は、激しく痙攣し始めた。

「う…う…う…」

彼は、絶叫した。

そして、彼の体から、白く濁った液体が噴き出した。

それは、精液だった。

私は、その精液を、全て飲み干した。

精液は、苦く、生臭い、それでも、なぜかクセになる味だった。

私は、彼の精液を飲み干しながら、彼の温もりを感じ、彼の愛を感じた。

彼は、私の背中に手を回し、優しく撫でてくれた。

「ありがとう…」

彼はそう囁いた。

私も、彼の言葉に答えるように、優しく微笑んだ。

その夜、私たちは、朝まで、愛し合った。

あれから、数年が経った。

私は、高橋君と結婚し、夫婦生活を送っている。

私たちは、今でも、時々、あの時の裏庭を訪れる。

そして、あの時と同じように、愛し合う。

あの夜のことは、今でも、鮮明に覚えている。

あの時、私が感じた、息をのむほど熱い吐息と、甘い絶望の味。

それは、私にとって、忘れられない、宝物のような記憶だ。
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