熱を帯びた唇が、僕の先端を優しく、それでいて確実に捉えた。
まだ意識の底に沈んでいるような、重く、どこか現実離れした休日の朝。カーテンの隙間から差し込む淡い陽光が、寝室の空気を白く濁らせている。その静寂の中で、僕の感覚を支配しているのは、妻の口内から伝わる圧倒的な熱量と、粘膜の湿った質感だけだった。
じゅぽ、という湿った音が、静かな部屋に響く。彼女の口蓋が僕の亀頭を包み込み、舌が筋に沿って執拗に這い上がる。目を開けるのが億劫なほどの微睡みの中で、その感覚だけが鮮明に、鋭利なまでの快楽となって脳に突き刺さる。
彼女の髪が僕の太ももを撫で、その柔らかい感触が、口内の熱さと混ざり合って、僕の意識をさらに深く、官能の底へと引き摺り込んでいく。
ちゅぱ、ちゅぱちゅぱ、と、彼女はリズムを変えながら、僕の熱を吸い上げていく。時折、彼女の喉の奥が鳴り、僕の肉茎がその深淵へと飲み込まれる感覚。それは、まるで自分が彼女という存在そのものに、ゆっくりと、だが抗いようのない力で溶け込んでいくような、不思議な没入感だった。
僕は、彼女の頭を優しく、けれど逃がさないように手で押さえつける。指先に触れる彼女の髪の柔らかさと、口の中で蠢く熱い舌の対比が、僕の理性を少しずつ削り取っていく。
「ん、……んぅ……」
鼻にかかった彼女の吐息が、僕の肌を震わせる。彼女は僕と視線を合わせることはないが、その動作の一つひとつに、僕を慈しみ、同時に僕のすべてを欲しているという、静かな、けれど烈しい情熱が込められているのが伝わってくる。
じゅぽ、じゅぽ、じゅぽ、と、吸い上げる音が次第に速度を増していく。彼女の頬が、僕の肉茎を吸い上げるたびに、内側から凹む。その視覚的な情報が、脳内の快楽物質を爆発的に増幅させる。
僕は、彼女の口内の温度、湿り気、そして舌の動きのすべてを、細胞のひとつひとつで記憶しようとする。彼女の舌先が、敏感な部分を小刻みに、それでいて力強く弾くたびに、腰の奥から熱い塊がせり上がってくる。
意識が朦朧とする。このまま、このまま、彼女の口の中にすべてを預けてしまいたい。この静かな朝の、誰もいない世界で、僕たちはただ、互いの肉体の熱だけを確かめ合っている。
じゅるり、と、彼女の舌が僕の根元までを舐め上げ、再び先端へと戻ってくる。その執拗なまでの愛撫に、僕の限界はすぐそこまで来ていた。
どくどく、と、脈打つ感覚が、僕の全身を駆け巡る。
「あ……、あぁ……!」
声にならない声を漏らしながら、僕は彼女の髪を強く掴んだ。
ドピュッ、ドピュッ、ドピュッ、と、熱い精液が、彼女の口内へと勢いよく放たれる。
脳が真っ白に染まるほどの絶頂。僕は、彼女の喉の奥に、僕のすべてが叩き込まれていく感覚に身を任せた。
どくどく、と、何度も、何度も、精液が彼女の口の奥へと溢れ出していく。彼女はそれを逃がすまいとするかのように、喉を大きく動かし、一心不乱に、かつ丁寧に、僕の精子を吸い上げ続けていた。
じゅる、じゅるる、と、喉を鳴らす音が聞こえる。彼女は、僕の射精が終わるまで、決して口を離さない。むしろ、精液が勢いよく噴き出すたびに、より深く、より強く、僕を包み込んでくれる。
やがて、すべてを出し切った後の、重く、心地よい虚脱感が僕を包み込んだ。
彼女は、僕の肉茎を最後まで丁寧に、舌で絡め取るようにして掃除するように舐め上げ、それから、口の中に残った一滴の精液さえも逃さないように、ゆっくりと、けれど確実に、ごっくんと飲み込んだ。
彼女の喉が動くのを、僕はただ、恍惚とした表情で見つめていた。
彼女は、口の端にわずかに残った白濁した雫を、指で拭い、それをまた自身の唇でなぞった。そして、少しだけ潤んだ瞳で、僕を静かに見上げた。
「……少し、しょっぱいけど、すごく濃厚だね」
彼女がそう囁いた声は、朝の静寂に溶け込むように優しかった。
僕は、彼女の温もりを感じながら、再び深い微睡みへと落ちていく。彼女の口の中に、僕のすべてが確かに受け入れられたという、満たされた充足感だけを抱いて。
まだ意識の底に沈んでいるような、重く、どこか現実離れした休日の朝。カーテンの隙間から差し込む淡い陽光が、寝室の空気を白く濁らせている。その静寂の中で、僕の感覚を支配しているのは、妻の口内から伝わる圧倒的な熱量と、粘膜の湿った質感だけだった。
じゅぽ、という湿った音が、静かな部屋に響く。彼女の口蓋が僕の亀頭を包み込み、舌が筋に沿って執拗に這い上がる。目を開けるのが億劫なほどの微睡みの中で、その感覚だけが鮮明に、鋭利なまでの快楽となって脳に突き刺さる。
彼女の髪が僕の太ももを撫で、その柔らかい感触が、口内の熱さと混ざり合って、僕の意識をさらに深く、官能の底へと引き摺り込んでいく。
ちゅぱ、ちゅぱちゅぱ、と、彼女はリズムを変えながら、僕の熱を吸い上げていく。時折、彼女の喉の奥が鳴り、僕の肉茎がその深淵へと飲み込まれる感覚。それは、まるで自分が彼女という存在そのものに、ゆっくりと、だが抗いようのない力で溶け込んでいくような、不思議な没入感だった。
僕は、彼女の頭を優しく、けれど逃がさないように手で押さえつける。指先に触れる彼女の髪の柔らかさと、口の中で蠢く熱い舌の対比が、僕の理性を少しずつ削り取っていく。
「ん、……んぅ……」
鼻にかかった彼女の吐息が、僕の肌を震わせる。彼女は僕と視線を合わせることはないが、その動作の一つひとつに、僕を慈しみ、同時に僕のすべてを欲しているという、静かな、けれど烈しい情熱が込められているのが伝わってくる。
じゅぽ、じゅぽ、じゅぽ、と、吸い上げる音が次第に速度を増していく。彼女の頬が、僕の肉茎を吸い上げるたびに、内側から凹む。その視覚的な情報が、脳内の快楽物質を爆発的に増幅させる。
僕は、彼女の口内の温度、湿り気、そして舌の動きのすべてを、細胞のひとつひとつで記憶しようとする。彼女の舌先が、敏感な部分を小刻みに、それでいて力強く弾くたびに、腰の奥から熱い塊がせり上がってくる。
意識が朦朧とする。このまま、このまま、彼女の口の中にすべてを預けてしまいたい。この静かな朝の、誰もいない世界で、僕たちはただ、互いの肉体の熱だけを確かめ合っている。
じゅるり、と、彼女の舌が僕の根元までを舐め上げ、再び先端へと戻ってくる。その執拗なまでの愛撫に、僕の限界はすぐそこまで来ていた。
どくどく、と、脈打つ感覚が、僕の全身を駆け巡る。
「あ……、あぁ……!」
声にならない声を漏らしながら、僕は彼女の髪を強く掴んだ。
ドピュッ、ドピュッ、ドピュッ、と、熱い精液が、彼女の口内へと勢いよく放たれる。
脳が真っ白に染まるほどの絶頂。僕は、彼女の喉の奥に、僕のすべてが叩き込まれていく感覚に身を任せた。
どくどく、と、何度も、何度も、精液が彼女の口の奥へと溢れ出していく。彼女はそれを逃がすまいとするかのように、喉を大きく動かし、一心不乱に、かつ丁寧に、僕の精子を吸い上げ続けていた。
じゅる、じゅるる、と、喉を鳴らす音が聞こえる。彼女は、僕の射精が終わるまで、決して口を離さない。むしろ、精液が勢いよく噴き出すたびに、より深く、より強く、僕を包み込んでくれる。
やがて、すべてを出し切った後の、重く、心地よい虚脱感が僕を包み込んだ。
彼女は、僕の肉茎を最後まで丁寧に、舌で絡め取るようにして掃除するように舐め上げ、それから、口の中に残った一滴の精液さえも逃さないように、ゆっくりと、けれど確実に、ごっくんと飲み込んだ。
彼女の喉が動くのを、僕はただ、恍惚とした表情で見つめていた。
彼女は、口の端にわずかに残った白濁した雫を、指で拭い、それをまた自身の唇でなぞった。そして、少しだけ潤んだ瞳で、僕を静かに見上げた。
「……少し、しょっぱいけど、すごく濃厚だね」
彼女がそう囁いた声は、朝の静寂に溶け込むように優しかった。
僕は、彼女の温もりを感じながら、再び深い微睡みへと落ちていく。彼女の口の中に、僕のすべてが確かに受け入れられたという、満たされた充足感だけを抱いて。
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