体験談(男の子)

深夜のコンビニ帰り、偶然再会した元カノに求められた切ない夜


深夜二時、街灯がまばらに灯る静まり返った帰り道。僕はコンビニのビニール袋を下げて、ただ無機質な夜の空気の中にいた。二十代半ば、仕事の疲れと孤独が混ざり合った、どこか投げやりな気分で歩いていたその時、向こうから歩いてくる女性のシルエットが、僕の心臓を跳ねさせた。

見間違えるはずがなかった。数年前に別れた、かつての恋人。彼女は少し大人びた雰囲気になっていたけれど、その瞳の奥にある切なげな光は、僕が愛したあの頃のままだった。偶然の再会。言葉にならない沈黙が二人の間に流れたが、どちらからともなく、吸い寄せられるように近くのビジネスホテルへと足を運んでいた。

部屋に入った瞬間、ドアが閉まる音と共に、張り詰めていた緊張が爆発した。照明もつけないまま、暗がりのなかで僕たちは互いの体温を確かめ合うように抱き合った。過去の記憶が、熱を持った肌の感触と共に蘇ってくる。彼女の指先が僕の服を剥ぎ取り、露わになった僕の性器に触れたとき、僕は自分がどれほど彼女を求めていたかを思い知らされた。

彼女はベッドの端に腰を下ろし、僕を促すように見上げてきた。その瞳には、情欲と、どこか償いを求めるような切なさが混在している。彼女はゆっくりと膝をつき、僕のモノを両手で包み込んだ。

「……久しぶりだね」

掠れた声でそう呟くと、彼女の熱い唇が亀頭を包み込んだ。

「ん、ちゅ……」

最初は、愛おしむような優しいキスのような触れ方だった。けれど、彼女の舌が先端を弄り始めると、それは一気に、抗えないほど濃厚なフェラチオへと変わっていった。ちゅぱちゅぱ、と湿った音が静かな部屋に響き渡る。彼女の舌は、僕の敏感な部分を逃さず、チロチロと、時にはペロペロと執拗に舐め上げていく。

彼女の口内は驚くほど温かく、そして柔らかい。じゅぽじゅぽ、という音を立てながら、彼女は僕のモノを深く、喉の奥まで迎え入れようとしていた。喉の筋肉が僕の先端を締め付ける感覚。それは、かつて何度も経験したはずなのに、再会した今では、より一層強烈な快感として僕の脳を突き刺した。

「あ……、っ、……」

声にならない声が漏れる。彼女は僕の反応を楽しむように、時折顔を上げ、潤んだ瞳で僕を見つめながら、さらに激しく口を動かした。じゅるり、と唾液が溢れ、僕の太ももを伝い落ちる。彼女の頬が凹むほど、強く、深く吸い上げられるたびに、僕の意識は白濁していく。

彼女のテクニックは、僕の記憶よりもずっと洗練されていた。指で根元を弄りながら、口の中では舌を巧みに使い、裏筋を執拗に刺激する。ちゅぱ、じゅぽ、じゅるる……。絶え間なく続く粘膜の摩擦と、吸い付くような圧力。過去の幸せな記憶と、目の前で繰り広げられる生々しい性的な行為が、僕の中で混ざり合い、境界線が溶けていくような感覚に陥った。

快感の波が、どんどん押し寄せてくる。僕は彼女の髪に指を絡め、無意識にその動きを促していた。彼女の喉の奥が、僕のモノを飲み込もうとするかのように、激しく脈打っているのが伝わってくる。

「あ、……っ、もう、出る……っ!」

限界はすぐに訪れた。僕は彼女の頭を押し付けるようにして、射精の瞬間を待った。

ドピュッ、ドピュッ、ドピュドピュッ!

熱い塊が、彼女の喉の奥へと叩きつけられる。びゅるる、と勢いよく放たれる精液が、彼女の口内を、喉を、激しく突き上げた。僕は、彼女がそのすべてを受け止めていることに、狂おしいほどの悦びを感じていた。

彼女は、僕が射精し終えるまで、決して口を離さなかった。むしろ、溢れ出そうとする精液を逃さないように、さらに強く、深く吸い上げていた。

「……っ、はぁ、……」

ようやく彼女が口を離したとき、彼女の口角からは、糸を引くような白い液が垂れていた。彼女は、僕のモノに付着した最後の一滴までを、丁寧に、そして貪るように舐めとっていく。そして、口の中に溜まった精液を、一滴もこぼさないように、喉を鳴らしてごっくんと飲み込んだ。

彼女の喉が動くのを、僕は暗闇の中でじっと見つめていた。

「……すごい、……熱い……」

彼女は、少しだけ顔を赤らめ、満足げに、そしてどこか寂しげに微笑んだ。

「すごく濃くて……、重たい感じがしたよ」

彼女がそう言ったとき、僕は自分がどれほど彼女に、そしてこの行為に溺れていたかを再確認した。彼女が飲み込んだのは、単なる僕の精液だけではなく、僕たちが共有した過去の断片であり、今この瞬間の、行き場のない情熱そのものだったのかもしれない。

しばらくの間、僕たちは重なり合ったまま、ただ荒い呼吸を繰り返していた。窓の外では、夜がゆっくりと明けていく気配がしていたが、僕たちの心には、まだあの熱い、泥濘のような時間がいつまでも残っていた。

彼女が去った後の部屋は、ひどく冷え切っていた。けれど、僕の体には、彼女の口内の熱さと、喉を鳴らして僕のすべてを飲み干した時の、あの生々しい感触が、いつまでも焼き付いて離れなかった。それは、決して戻れない過去への、切なすぎる追憶だった。
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