夏の終わりの、あの湿り気を帯びた重い空気を今でも鮮明に覚えている。部活動が終わった後の、夕暮れ時。まだ街には明るさが残っているけれど、街灯が灯り始める直前の、あの曖昧な時間帯だ。僕は野球部の練習で体力を使い果たし、隣を歩く彼女――当時付き合いたてだった彼女――の存在に、どこか浮ついた、それでいて落ち着かない高揚感を感じていた。
僕たちは、家路につくふりをしながら、あえて少し遠回りをして、街外れにある小さな公園へと向かった。その公園には、大きな木の下に古びたベンチがいくつか置かれている。人通りもほとんどなく、街灯もまばらなその場所は、僕たちにとって、日常から切り離された秘密の場所だった。
公園の入り口を通り過ぎ、ベンチの影、街灯の光が届かない暗がりに滑り込むようにして、僕たちは足を止めた。心臓の鼓動が、耳の奥でうるさく響いている。周囲に誰もいないことを確認すると、彼女は少し恥ずかしそうに、でもどこか期待に満ちた瞳で僕を見上げた。
「ねえ、したい……」
彼女の小さな声が、夏の虫の声に紛れて僕の耳に届いた。僕は言葉を返せなかった。ただ、喉の渇きと、股間の熱い塊が膨れ上がっていくのを感じていた。僕は震える手で、汗ばんだスラックスのベルトを解き、ジッパーを下ろした。
僕たちは、家路につくふりをしながら、あえて少し遠回りをして、街外れにある小さな公園へと向かった。その公園には、大きな木の下に古びたベンチがいくつか置かれている。人通りもほとんどなく、街灯もまばらなその場所は、僕たちにとって、日常から切り離された秘密の場所だった。
公園の入り口を通り過ぎ、ベンチの影、街灯の光が届かない暗がりに滑り込むようにして、僕たちは足を止めた。心臓の鼓動が、耳の奥でうるさく響いている。周囲に誰もいないことを確認すると、彼女は少し恥ずかしそうに、でもどこか期待に満ちた瞳で僕を見上げた。
「ねえ、したい……」
彼女の小さな声が、夏の虫の声に紛れて僕の耳に届いた。僕は言葉を返せなかった。ただ、喉の渇きと、股間の熱い塊が膨れ上がっていくのを感じていた。僕は震える手で、汗ばんだスラックスのベルトを解き、ジッパーを下ろした。
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