射精の余韻が続く間も、私は、彼の熱い液体が口の中で暴れるのを感じていた。口の端から溢れそうになるのを、必死に飲み込み、喉の奥で受け止める。
彼が果て、荒い呼吸を繰り返す中、私は口の中に残った最後の一滴までを、丁寧に、そして力強く飲み干した。ごっくん、と、重みのある音を立てて、彼の精液を胃の奥へと流し込む。
口の中に残る、彼の独特な匂いと、濃厚な質感。それは、彼という人間そのものを飲み込んだような、不思議な充足感をもたらしてくれた。一滴もこぼさず、すべてを私の体内に取り込んだ。
私は、口元を拭うこともせず、潤んだ瞳で彼を見上げた。彼の目は、快楽と、そしてどこか哀愁を帯びた色を湛えていた。
「……美味しかったよ」
そう呟いた私の声は、自分でも驚くほど、艶っぽく、湿っていた。
三十年という月日は、私たちの肉体を少しだけ変えたかもしれない。けれど、この口の中で感じた熱、喉を通り抜けていく彼の命の重みは、あの頃よりもずっと、深く、生々しく、私の魂を揺さぶった。
私たちは、静かに重なり合った。雨音は、いつの間にか止んでいた。ただ、部屋には、私たちが交わした熱い吐息と、濃厚な余韻だけが、いつまでも漂っていた。
彼が果て、荒い呼吸を繰り返す中、私は口の中に残った最後の一滴までを、丁寧に、そして力強く飲み干した。ごっくん、と、重みのある音を立てて、彼の精液を胃の奥へと流し込む。
口の中に残る、彼の独特な匂いと、濃厚な質感。それは、彼という人間そのものを飲み込んだような、不思議な充足感をもたらしてくれた。一滴もこぼさず、すべてを私の体内に取り込んだ。
私は、口元を拭うこともせず、潤んだ瞳で彼を見上げた。彼の目は、快楽と、そしてどこか哀愁を帯びた色を湛えていた。
「……美味しかったよ」
そう呟いた私の声は、自分でも驚くほど、艶っぽく、湿っていた。
三十年という月日は、私たちの肉体を少しだけ変えたかもしれない。けれど、この口の中で感じた熱、喉を通り抜けていく彼の命の重みは、あの頃よりもずっと、深く、生々しく、私の魂を揺さぶった。
私たちは、静かに重なり合った。雨音は、いつの間にか止んでいた。ただ、部屋には、私たちが交わした熱い吐息と、濃厚な余韻だけが、いつまでも漂っていた。
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