精液の味は、決して心地よいものではない。それは、鼻に抜ける独特の生臭さと、舌に残る少し塩辛い、重たい感覚。けれど、その生々しい感覚こそが、彼が私の中にすべてを解き放ったという、何よりの証だった。
私は、一滴たりともこぼしたくなかった。口の中に溜まった、熱く、粘り気のある精液を、喉の奥で丁寧に、一滴残らず飲み干していく。ごっくん、と、重い音が喉から漏れる。
出し切った後の、彼の荒い呼吸と、私の口内に残るわずかな余韻。静まり返った部屋に、再び雨音だけが戻ってきた。私は、彼の熱をすべて飲み込んだ充足感に包まれながら、ただ、静かに彼を見つめていた。心までが、彼の熱によって、ゆっくりと解きほぐされていくような、そんな夜だった。
私は、一滴たりともこぼしたくなかった。口の中に溜まった、熱く、粘り気のある精液を、喉の奥で丁寧に、一滴残らず飲み干していく。ごっくん、と、重い音が喉から漏れる。
出し切った後の、彼の荒い呼吸と、私の口内に残るわずかな余韻。静まり返った部屋に、再び雨音だけが戻ってきた。私は、彼の熱をすべて飲み込んだ充足感に包まれながら、ただ、静かに彼を見つめていた。心までが、彼の熱によって、ゆっくりと解きほぐされていくような、そんな夜だった。
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